アートって、うーん。とても間口の広い言葉だ。その間口の広さがミソなのかな。気軽に使える反面、ふわふわっとしてよくわからない言葉だなー。という訳で今回のお題。

[疑問]
アートってなに

[予想]
人が考えたり作ったもの
何かを伝えたいのではないか

[思索]
はじめにぶっちゃけてしまう。
私はアートを「日常の言葉で追いつかない何かを、挑むように投げかける」ことだと思っていた。

まず、人によってまちまちであろうアートの定義を一貫する必要があるのか？っている問題があると思う。
私はそれはどっちでもいいと思っている。
只、聞かれた時に「私はこういう意味でアートという言葉を使っているよ」と説明できるようにしておきたいじゃない。

だから考えてみよう！

・「アート」じゃないと思うもの
自然物はアートって感じがしない。だから私は人が作ったものをアートだと思っていることになる。

・「アート」だと思うもの
絵画や彫刻、建築、版画、写真、文芸、音楽、舞台芸術、映画作品など。
空間芸術やコンセプチュアルアートという言葉もある。
そういう言葉があるからそれらもアートだろう。

・人は何故そんなもんを作るのか
作るのが楽しいっていうのはあるだろう。すごくわかる。人に認められたい、名声・お金が欲しい、っていうのもあると思う。
人に何かを伝えたいのではないか。
それはかなりありそう。

アートは問題提起でデザインは問題解決だという言葉がある。
アートがコミュニケーションツールだという人もいる。アートは自分が「ここにいる」ことの表明だ、という人もいた。
そうかもしれない。

私は「伝える」というのに考えが近い。
只、伝えるのって何かこう…一捻り要る。コップをコップ、時計を時計だと言っても「何だそりゃ、わかっとるわ」となるじゃない。もしコップがそこにある事の驚きとリアリティを伝えたいなら、言葉を変えるか別の表現をするしかない。それを、疑心暗鬼になりながら思案しながら、誰かに投げかける作業だと思っている。
（挑むように、というのがポイントなのだが、どうしてそれを強く思うのかをうまく説明できない）
なので、そういう投げかけを強く感じる作品を、私はアートだと思う事が多かった。

この様にいろいろ考えていた。

でも最近、「もう人がつくったものは全部アートでいいじゃない？」と思い始めた。お料理も橋も建築足場も仕組み作りも。だって作るのは何でも大変だからね。今のところはこの回答ですっきりしている。

[考えた結果]
人がつくったもの

皆さんはアートって何だと思う？
考えてみてね！

長文になってしまった。
読んでくださってありがとうございます＾＾

おわり◎