懐かしい、が好き。
懐かしさが湧き上がると、頭が痺れるような感覚と心細さと、何とも言えないゾクゾクした気持ちになる。

という訳で今日のお題。

［疑問］
懐かしいって何だろう。

［前提］
自分で考える。
間違っていても構わない。
考える過程が楽しい。

［予想］
昔のことを思い出して嬉しくなること。

［思索］
私は良い事も悪い事も、懐かしく思い出す。でも嫌だった事を思い出して、今もまだ嫌なことを「懐かしい」とはあまり言わないな。
それは昔の嫌な思いを今も引きずっていて、自分の中で精算されていないからだと思う。

例えば私は親との折り合いが悪く、現在も続く感情に関してだと「懐かしい」にはならない。でも自分の中で腹落ちしているものについては、懐かしいって言っても良い気になる。

・腹落ちしている例
「昔、子供の頃はよく殴られたなー。懐かしいなぁ」
まぁ貧しかったし、両親の苦悩もわからない訳ではないしな…と思っている。けど、許さなくていいのかもしれない。懐かしいとか、呑気な事を言ってるかもなぁ。

・腹落ちしていない例
「母親から度々お金をとられたなぁ。懐かしいなぁ」
とはならない。これはならない。
お陰で私は食物に困って飢えていた時期があった。多分まだ怒っているのだろう。

（変な例えですまない）

良いことだったらどうだろう。

楽しい事は早く減衰するので、過去の思い出になるのが早いと思っている。
だから懐かしいという気持ちにもなりやすいなぁ。

嬉しさの持続ってどんなんだろう。
毎日某旦那氏が元気で、なんとか二人で生きていて、ご飯を食べたり公園散歩したりするのは楽しいけどなぁ。
それが「懐かしい」に変わるのにはある程度の年月が必要かもしれない。

［考えた結果］
昔のことを思い出して、自分が納得できる形でちょっと嬉しい気持ちになること。懐かしいになるには、ある程度の年月が要ること。

あと、景色や香りで、懐かしさというより記憶が一気に過去に遡る体験がちょいちょいありますなぁ。

私の今の職場の中庭は、小学校の校庭のような匂いがする。
何故あの何とも言えない気持ちになるのかわからない。

記憶って不思議だな。
時空を超えてくるよね。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
皆さんもどんなときに懐かしいって思うか考えてみてね！

おしまい◎