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お医者さんや病院関係者に問いたい

年明け早々、また、気になる案件が発生しました。 
新人の技師さんか、新人の看護師さんが行う透析後の処置を見ていて、 
感染症対策や手順が不十分だと気が付いたので、 
体重を量る時に係長クラスの看護師に、気なる点を説明したら、 
忙しいので、不十分なところもあると言い放ちました。 

自分がいた企業の中国人部下が同様な指摘を顧客から受けたら、 
まず、お礼お言います。
「至らないところを、ご指摘ありがとうございます。 
今後は教育訓練の頻度や習得度を見直し、お客様に安心して 
頂けるような対応にいたします。 ありがとうございました。」
 
このような対応をしないと、「顧客」は逃げていきます。 

病院の「顧客(患者)」は後から後から湧いて来ると病院の関係者や
お医者さんは思っているのではないでしょうか。
その感性が看護師や技師などに伝わり、
うるさい「患者(顧客)」だと思うのでしょう。

文句を言う時間で、たった3行の言葉を発するだけで、
気持ちよく、安心して、病院にかかれます。

なぜ、このような対応ができないかと聞いたら、
忙しいし、それはこちらでやる教育訓練の問題だそうです。

でも、実際に透析後の処置を受けるのは
未熟な看護師でもなく、未熟な技師でもありません。
我々、「患者(顧客)」です。

どちらの方を向いて仕事をしているのでしょうか?

本当に、この辺は改善してもらいたいですね。
このような教育訓練もいい加減な現場で働く新人は可哀そうとしか
言いようがありません。

自分が管理していた工場は新人は最初のうちはマニュアルをもって見て
ミスの無いように出来るまで繰り返し教育訓練し、
その後は速さを求めていくという
教育訓練マニュアルでした。
病院内を眺めていると、「見て覚えろ。」的な教育訓練です。

教育訓練はいつまでに何をどれぐらい出来るようになるのかを
評価するために行うのもで、目標値も不明、評価も不明、
前近代的なやり方をしている病院です。

たった数十円の製品を作るのにさえ、
数多くの手間と教育訓練時間を割いて、新人を育ています。
自分がいた工場では、不具合品が発生しても、
「顧客(患者)」が死ぬことはありません。
医療現場こそ、もっと厳しい管理基準が必要ではないでしょうか?

ISOのマネージメント規格は医療にはなじまないと言いますが、
厚生労働者が出している「新人看護職研修ガイドライン」などもあります。
たぶん、この係長はこのガイドラインも知らないのでしょう。

医者の不養生ではありませんが、忙しいにカマかけて、
新人の教育訓練が適当な病院は怖いとしか言いようがないです。



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