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はじめての女子ふたりヒッチハイク旅

順番無視していますが、豊島のことを書いたので、少し去年(一年前)の旅の記憶の記録を。

女子ふたりでヒッチハイク旅をしました。
私も友人もはじめてでしたが、まず何故、旅をすることになったのか、出会いと経緯を。

私は写真が趣味で、彼女は被写体活動をやっていて、共通の知り合いからオススメされ、SNSでお互いをフォローしていてその前からも活動、存在自体は作品を通して知っていました。
ちょうど、旅をする一ヶ月前に自分が写真展をやっていて、そこに足を運んでくれたのがはじめましてでした。
ある日、花火をしよう。と誘われ、遊びの中でのカメラマンとして呼ばれ、そしてまた数日後に初めての撮影をしました。
彼女は春から東京の会社に入ることになっていて、数週間後にはもう引っ越すことになっていたのですが、その撮影の帰りに、会社での新入社員のプレゼンテーションがあるらしく、何かネタが欲しいと相談され、出発の数日前に一緒に旅をする事に決まりました。

九州から開始したのも午後4時頃。特に目的地やルートがある訳でもなく、日が暮れる前のマイペーススタートは、高速道路に近い大型家具店からのスタート。
土日ということもあり、県外からもお客さんが来ていて賑わっていました。時間的にも帰るお客さんが多く、駐車場、出口付近に立っていましたが、中々拾ってもらえず。スケッチブックを持ち立つことに慣れていない私達は不安と心配と恥ずかしさの中、安全そうな家族連れ、若い夫婦に自ら声を掛けましたが、断られ、少し離れている場所からこちらを見ていた親子が近付いてきたところで声をかけると躊躇いながらもOKもらえました。
レンタカーで来ていらっしゃって、県内でそれほど遠方な場所からではなかったのですが、わざわざ高速道路を使ってもらえることに。
「乗せちゃっていいのかな?戻るなら今だよ、でもわくわくするね。」そう言いながらも、とても優しい方でした。この親子のおかげで旅が始まりました。

パーキングエリアで親子と別れると、お店から出てきた老夫婦に声をかけるました。すると、すぐに乗せてもらえる事に。この前もここで男の子を乗せたんだよ、と仰っていました。大学生の男の子2人別々でどちらが先に大阪に着くか、ということをやっていたと聞いて、旅慣れしていない私たちはとても驚いたのと同時に、旅が身近に感じられました。

それから、和布刈パーキングで降ろしてもらい、近くにいた家族に声をかけました。引越しの最中で、家具と一緒に揺られながら移動しました。

山口県で降ろしてもらい、名物の瓦そばを食べました。そして、宿はどうしようかという話になり、温泉街までいくか、最悪パーキングで朝が来るのを待つことになっていたかもしれません。

広島に親戚がいたので、連絡をしてみました。
すると、急な話だったにも関わらず許可してくださり、お邪魔することになりました。10年前に祖母が亡くなった時に会ったぐらいでその時は私も小学生だったのに、まさかこのような形で再開するとは思ってもいませんでした。

夫婦で九州を1周してきた帰りだという方に乗せてもらい、夜の23時頃に無事に到着し、親戚のおじちゃんおばちゃんとお茶とお菓子を食べながらお話をしました。

次の日は、親戚夫婦と一緒に尾道市にある千光寺へ行ったあと、しまなみ海道を通って向島へ。
海が綺麗で素敵な街でした。島で海鮮丼を食べました。その後は耕三寺へ。不思議で面白い神社でした。

広島には来たことがなく、観光名所といえば、宮島や原爆ドームのイメージが強かったので、あまり知られていないところでも自然や素晴らしい場所も沢山あっていいところだと思いました。

この旅はまだ続きます。