留得青山在，不怕没柴烧（liú dé qīngshān zài,bù pà méi chái shāo）
という中国語のことわざがあります。

「青い山を残しておけば、薪がなくなる心配はない」、つまり「命あっての物種」という意味です。

私はこの言葉がとても好きです。

私は念願が叶って海外で働くチャンスを得たのですが、やってみると意外と仕事が合わなくて悩んでいました。

「せっかく来たんだし、このまま頑張ればもっと成長できるはず」という気持ちがあり、「日本に帰って転職したいけど、上手くいくだろうか」という不安もあり、色々なことを考えては悶々としていました。

しかし何はともあれ、元気に生きられることが一番大切だと思います。
どんなに良い職場でも、自分に働く元気がなくなってしまったら元も子もありません。

たとえ周りの人が反対しようと、実現可能性が低かろうと、自分が生き生きとしていられるなら、きっと何とかなる。

私はそう思って、中国から日本に帰国して中国語翻訳の仕事と勉強を始めました。今は毎日が楽しく、また以前合わない環境の中で頑張っていたことも役立っています。

自分が一番生き生きとしていられる時はどんな時でしょうか？
自分の気持ちを自分で否定し続けると、心の声は聞こえなくなってしまいます。
自分の心に正直に生きる選択をすると、自然と元気が出てきますよ。