井口エリ(ちぷたそ)

Twitterとかに書きにくい話置き場です

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最近の記事

凪のお暇を楽しんでいた感想みたいなもの(ゴンさんも慎二も出てこない)

※先日、身内で同人誌即売会をしました。(楽しかった)。こちらはそのために作った同人誌の前書きとして収録したものに手を加えたものになります。 先日、突発的に講座に参加したら「学校だったら明日からクラスで浮いてたわ」みたいな感じでスベり散らかした。 私というやつは、いつもそうだ。 これが学生だったら明日からの学校が絶望的だったところなので、大人でよかったと思う。 私は先日最終回を迎えた、漫画原作のドラマ「凪のお暇」を楽しんでいた。 「凪のお暇」は、原作の漫画か

    • 私の中の「大変だなぁおじさん」

      私の心の中には「大変だなぁおじさん」が住んでいる。ちなみに「大変だなぁおじさん」とは、かつての上司のことである。 なんで住むようになったのだろう。直接的な理由はよくわからないが、気がついたら住んでいた。自分のデスクで踏ん反り返って座っている。 上司は同じフロアで仕事をしていたものの部署は違ったので、直接の上司ではない。 そのため、私の部署が忙しくててんやわんやになっていてもその上司はどこ吹く風だった。 今も思い出す。 こちらが大変な時、上司はたびたび椅子に深く沈

      • 街で外国人男性に日本国旗を渡された

        飯田橋を歩いていたところ、前から歩いてきた外国人男性の様子が気になった。訪日外国人を見かけることは今や全く珍しいことではないが、ニット帽、ダウンを着こんで暖かそうな色素の薄い男性の手にはたくさんの旗が握られていた。 知らない外国人から日本国旗を渡された遠目に見て駅伝の時に振る旗、そういう系のものだと思った私は「マラソンの関係者かな」と思いつつすれ違おうとしたとき、その男性は静かに旗を差し出してきた。訳も分からず受け取る私。その時に初めて男性が持っていた旗が日本の国旗だと気付

        • 自分と誕生日が同じひと

          小学校の頃好きだった人とかもう20年前の出来事になるわけで、まじで"無"じゃん。約20年会ってないわけだしもはや他人じゃん。私だってそう思ってた、思ってたよ。 小学生の頃好きだったNくん、仲良くて低学年の頃うさぎの自由研究を一緒にやった。四年生の頃両思いになった。両思いが発覚した経緯がまたあまずっぱい感じで。 Nくん「なあなあ、お前の好きな人だれー」 私「しつこいなー。そっちこそ誰なのよー」 Nくん「お前だよ!」 私「えっ、私も……」 みたいな感じで両思いだということが

        凪のお暇を楽しんでいた感想みたいなもの(ゴンさんも慎二も出てこない)

          高校時代の友情とかそんなやつ

          高校時代の友情、なんなら本人は不変だし不滅なものみたいに思っているけど、実際に大人になってみると、めちゃくちゃ偏食な友人が調理実習のテーマがオムライスだった時に、ケチャップライスが食べられないということになり、その友人が提案した「ごはんとバターとコンソメを砕いたものを炒めたもの」を玉子でくるんだオムライスが思いのほか美味しくてその後自分でも作って、作るたびにその友人のことをなんとなく思い出していたけど、大人になってからはなんとなく疎遠になっていてお互いのグループラインに「誕生

          高校時代の友情とかそんなやつ

          フリクリ「オルタナ」「プログレ」を見てきた感想

          ※本当に見てきた感想をぼやぼやしているだけなので、考察とか解説とかはほとんどないです。 フリクリ劇場版「オルタナ」「プログレ」両方見た感想をせっかくなのでつらつら書いておこうと思う。私ははじめ公開された「オルタナ」を見た時、目の前で展開される新しいフリクリを受け入れることができなかった。でも、「プログレ」を見た今ならちょっとわかったことがある。 「オルタナ」について無印の「フリクリ」は、あの時代、あのスタッフで作ったから「フリクリ」ができた。もし、「フリクリ」が今の時代に

          フリクリ「オルタナ」「プログレ」を見てきた感想

          「何者かにならなくては」という呪い

          20代前半の頃、漠然と「何者かにならなくては」という焦りがあった。仕事が忙しくて職場と家の往復するだけの毎日に疲れていたからだろうか。仕事を辞めたかったが、仕事を辞めて何者でもない自分になってしまうと思うとそれも怖かった。 30代前半になった今、そういう「何者かにならなくては」みたいな焦りはそんなになくなった。かといって、自分が何者かになれたのかというとそういうわけでもないと思う。 では何故、あの私を長い期間にわたって苦しめた「何者かにならなくては」という呪いから解き放た

          「何者かにならなくては」という呪い

          桃のパスタをめぐる冒険

          この間大家さんから桃をいただいたんだけど、結構熟れていたので料理にも使っちゃおうと思い、お昼に「桃のパスタ」を作って食べた。自分で作る料理、見栄えがイマイチで写真に撮ることが苦痛なので写真は無い。 なぜ「桃のパスタ」にしようと思ったか。桃のパスタには思い出があった。 前職で1回だけお昼に一緒に出掛けた小学生のお子さんがいるパート主婦さん。その方と「お昼冒険しよう」という話になり、お昼休みにいそいそとふたりで出かけた。ちなみに前職ではまとまってみんなで休憩を取るわけではなく

          桃のパスタをめぐる冒険

          焼き鳥屋での焦燥

          この間、チェーンの焼き鳥屋の月見つくねを頬張りながら目の前の友人に対して言い放ってしまったことがある。 「幸せになるコツを教えてあげようか!」 信仰宗教の教祖かなんかか。冷静になった今考えると何を大層なことを言ってしまったのだろう。私を知っている人であればコイツ狂ったのではないかと思ったのではないだろうか。 目の前の友人は仕事はできる(んじゃないかなたぶん)し、私より全然経済力がある。だが仕事以外の部分、恋愛などで他人に期待する傾向が強く、恋人いない歴=年齢だ。職場に気にな

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          いつか誰かが必要な時に使っていただけたらいいなと思いつつ、自由に使っていただけるアイコンを作りました。サイズは500px × 500pxでpng形式です。良かったら使ってください。 フリーアイコン一覧です。もし気に入っていただけるものがあったら以下からどうぞ。 スキや感想(や投げ銭)などいただけるともれなくフローリングをのたうち回ります。 #フリーアイコン #フリー素材 #イラスト #アイコン #イラストレーター

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          幸せかどうかなんて本人じゃないとわからない

          noteの現在募集されているテーマが「平成最後の夏」というキラキラしたものなのを横目に淡々と過去の幼少期の体験を綴ろうと思う。 おとぎ話では必ず悪は滅び、正しい行いをした人は幸せになるけど、残念ながらそれはおとぎ話の中だからとあきらめていた。 人の心を傷つけたり悪い行いをした人はその報いを受けてほしい、そうであってほしいというのは常々思っていたが、ある小学生の体験が「現実ってそうじゃないんだな」という思いにさせた。 小学生の頃女子の派閥が激しいクラスにいたんだけど、ど

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          幸せかどうかなんて本人じゃないとわからない

          「エモい」とはなんだろう

          「エモい」という言葉がいつのまにか市民権を得たのはいつぐらいだったか。「エモい」という言葉はよく見かける様になったし、その意味も広くなっているという。ウィキペディアで調べてみたところページを発見した。 エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」[1]、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」[2]などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき[1]、「うまく説明できないけど、良い」とき[3]など

          「エモい」とはなんだろう