エッセイ・初めての書画をやってみると
冒頭のは先生の作品の一部。(日光、月光)
絵を描くなどはわたしにとっては苦手なこと。
小学生の頃からのトラウマ的に提出は絶対するけれど、できることなら絵は描きたくない避けたい事でした。
ある日美術の授業で、色んな色彩のガラス瓶を5〜6本並べて『これを描きなさい』と言われ時、頭を抱えた…『はい、描きなさい』といわれてもガラスらしく描くにはどうしたら良いのか分からない。
先生も上手く描けるなら見本を見せて欲しい。。。と思いながら描いて、ホトホト嫌いになってしまったのを覚えています。ガラス瓶の色まで記憶の中に有ります。
そして今年。
絵を描く才能も無いのに、5月から通う書道教室は実は『書画』の教室。
ほかの皆さんは殆ど日本画を描く絵の具で絵を描き、墨で字も書いておられます。
私は墨も擦りたくないので筆ペンをやっているわけです。これが一番実用的と。
その私が先生から突然にその日、
『慣れたら描けます、大丈夫!大丈夫!』
と言われ年賀状を書画で描いてみる事になりました。
初めての書画。困ります。。。
書画用の絵の具は顔彩といって顔料を膠によって紙に固着するように作られ、乾燥して固まったものを水に溶かして使うものだとか。
(まだよく分からないのですが)
ドキドキで、筆は柔らかくフニャと思うようにいきません。
しかし紙にピタっとくっつくように描けて滲まない。慣れたら描けるのかしらと思えなくもない感じ。。。
自由に描いて良いのですよ。と言われて、少し気はらくになったものの、やはりお手本を見てひたすら描くしかありません。
はたして年賀状らしくなるのかどうか?
でも、パレットに入った絵の具と筆が欲しくなりました。そして注文しました!
何故かというと、その絵の具は塗り重ねても水彩のようににじまない。
子供の頃、嫌だった滲んでしまう水彩絵具と全く違うことに驚きです。
感動です!
まだ火曜日に一度しかやっていませんが、来週が楽しみになりました。新しいことに挑戦し、取り敢えず頑張るとします。