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映画🎞 『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて』/音楽映画



『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて』(2019)
Fisherman's Friends


イギリス:112分
監督   クリス・フォギン
脚本   ニック・モアクロフト、メグ・レオナード
出演者
ダニエル・メイズ
ジェームズ・ピュアフォイ
デヴィッド・ヘイマン
デイヴ・ジョーンズ
サム・スウェインズベリー
タペンス・ミドルトン
ノエル・クラーク

なんと実話。
実際は、そこに至るまでモミモミくちゃくちゃあったに違いありませんが、映画としては、とてもハートフルな作品でした。

いいですねぇ。
海で生活を営む場所として生きる男たちのサクセスストーリーですが、何が良いって、わたし達が労働の元、口ずさんで来た歌とはやはり魂が込められ、息づいている歌なのですよね。

少年少女たちのキラキラした夢や、歌うま歌手の卵の夢を描いた作品も良いですが、労働の中で生まれた歌はまた前者たちとは違う願いや、希望があります。
血と汗と涙が、もっとリアルに側に感じられます。
飾らない日常と、飾らない漁師たちの中に息づく音楽。

いいですねぇ。こんな音楽映画作品が大好きです。
あ、『レ・ミゼラブル Les Misérables』も労働歌がふんだんで、感動した人も多いですよね。
日常の側にある、人を身近に感じられるこの手の作品こそ、わたしは震えちゃいます。

日本の労働歌では、ご存知の方も多い、わたしが歌唱してるこちらの一曲もそうです。
熊本民謡『五木の子守唄』

こちらの曲は、放送禁止歌と噂されたことのある歌で(事実は違いますが、そう思い込んでいる人も多い)、本作、映画で歌われるうたとはまた違う、人間の生々しさをより感じられる「守り子唄」と言われるものです。
どこの国も、文化の違いかあるように、歌もまた、色が違いますね。

酒と女と涙と喜びと音楽と、美しくも大いなる自然と。こんな素敵な日々があるでしょうか。
長崎が恋しくなります。自然を側に感じたいなぁ。


実際のバンドがこちら。うん!イイ!!

The original 'buoy band', bound together by lifelong friendship and shared experience. For 30 years the Fisherman's Friends have met on the Platt on the harbour in their native Port Isaac to sing the songs of the sea.

生涯にわたる友情と共有された経験によって結ばれたオリジナルの「ブイバンド」。  30 年間、フィッシャーマンズ フレンズは、故郷のポート アイザックの港にあるプラットに集まり、海の歌を歌ってきました。




♟声、発声、機能を考える
ボイス・ボーカルレッスン/東京都 
歯科助手経験と音楽療法の観点からオーラルフレイル、口腔機能、老化防止を意識した呼吸法、発声のレッスンも行います。

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