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毒母のママ友事情、わたしのママ友事情

娘がめでたく幼稚園に通い始めた。
息子がいるのでひとり時間は増えないけれど、正直すごく楽。
色々なことを外で学んで家で言語化してくれて、日々成長を感じる。

それはともかく、私には今住んでる土地に知り合いがいない。
幼稚園に通い始めたら、送り迎えで一緒になったりとかして話せる人できるかな、と思ったができない。
娘を送り届けたあと、ベビーカーを押しながらとぼとぼ歩いていると、母から言われた言葉が頭の中で木霊した。

「あんたが幼稚園の時はママ友付き合いがほんとしんどかった」

確か中学生の頃だったと思う。誰と仲がいいのかと聞かれて答えたあとの台詞だ。
母は続けてこう言った。

「お兄ちゃんは〇〇な子と仲良かったけど、△△な子なら別にもうママ友付き合いしなくていいよね?」

それ娘に確認することか?
と今なら冷静?にツッコミを入れられるけど、当時は言いようもない悔しさでいっぱいだった。
兄と比べて劣ってるのを確認されたような、見捨てられたような。
そもそもママ友付き合いが嫌なら無理しなくていいのに、なぜ恩着せがましく言うのか。
とか色々なことを思った。

正直、ママ友がいない私の生活は楽しい。
それはスマホが普及したから、街全体がバリアフリーに成りつつあるから、とか当時の母とは環境が違うからかもしれない。
だけど私が今、楽しい生活を送ってるのは日々学びがあるからだ。
自ら学び行動している。

そんな大したことではない。
図書館で少し手の込んだレシピ本を借りて料理を作るとか、近所の行ったことのない道を進んでみるとか、noteに書いてみるとか些細なことだ。
こんな生活をしているとママ友付き合いしてる暇なんてない。

当時の私をハグして伝えたい。
「ママ友なんていなくても娘は友達をちゃんと選べるし、親が介入しても良いことはないよ。そんなことより自分の人生を楽しんだほうが有益だよ」
と。


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