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あなたは子どもたちに「道徳」と「常識」をどのように伝えていますか?


正直にいうと、私は子育て向いてないなぁということがしばしばあります。そのような時に算命学の本の『教育論』に関する文章を読むと心にグサリとくることばかりです…
子育て中や教育業界など興味のある皆さんとこのことがシェアできるとうれしいです。


算命学での教育(この場合、教養とは別です)は
「道徳」と「常識」との関係性を考えることが重要になります。

一般的に、家庭というのは両親と子どもとの間柄で築かれており
それに対して学校生活は他人同士の間柄とされています。
(算命学は分類学ともいわれています。
東西南北の方向により配置することができるため家庭は親子を表すので南北(上下)に対し、学校は他者ですので東西(対等)の方向)

したがってヒトの成長にとって
家庭生活には「道徳」(精神性)
学校生活には「常識」(現実)
と分類され両方とも子どもたちへ伝えなければならないのです。

わかりやすい例えが…
[道にゴミが散らばっているので片づけてきれいにしましょう]というのは
多くの場合「(公衆)道徳」と捉えがちですが、これは「道徳」ではありません。
なぜかというと、ゴミという“形”があってそれらを片づけるのは現実有形の行動であり「常識」となるわけです。

では「道徳」はというと
この場合、ゴミが散らばっていることで他者が嫌な気持ちになるのではないかと思う“心”(精神性)が「道徳」につながるということです。

確かに「道徳心」とは使いますが「常識心」というのは聞きませんね。

余談ですが… 大リーグで活躍されている大谷翔平選手が、試合中にグランドに落ちていたゴミを拾った行為がアメリカでは大きく報道されたそうです。
アメリカでは日本のように子どもたちが放課後に清掃する時間はありません。金八先生もドラマでいってましたが、日本の学校教育として素晴らしいと思うのです。
とはいえ全ての日本人がするとは思いませんが、個人的には彼の人間性やご両親の教育も含め、ゴミを拾う姿が日常的で自然な行動にアメリカ人は驚いたのかもしれませんね。


形のない教えが「道徳」
形のある教えが「常識」

と、考えると良いかもしれませんね。

そして私たち親が気をつけなければならないのは、
俗に言う「友達親子」といわれるものです。
仲が良いのはいいのですが
親子が友達的になっているということは、同等の関係性を持ちます。
そのように育った子どもは現実行動の「常識」が先に伝わり
精神性を重んじる「道徳」はピンときません。強さだけが前に出て、心の豊かさがうまく伝わりにくいとされているのです。
この場合、特に父親の役割が大きいとされています。お父さん出番ですよ。
詳しくはこちらを参照ください。↓

子どもたちに伝えようとしていることが伝わってなかったり
親としては迷ったり悩んだり、色々と考えさせられますね…

一緒に考えましょう。
ご相談お待ちしてます。

智泉堂/清徳泉里

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