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自分に帰る時

昨日仕事と昼休みに息子がリビングに忘れた学生証を届けに外へ出掛け、ついでに近所の狙ってたカレー屋で1人ランチをした。
ご近所でも自分でここぞと決めた気楽な外食は楽しく、私好みなのも相まってニコニコしててキーマカレーを食べた。

付け合わせも含め、ポテサラも美味かった!
店内は狭かったけど、テイクアウト客や、そこそこ人が絶えなかった。
今度は2種盛りか、スリランカカレー食べたいな

その後大満足の後、午後仕事をしてて、
やっぱりとても疲れた。

夕飯もあまり食欲なく、そこそこに布団にゴロンと。
夜にふとある本が気になり、いまさら頁をめくった。
『わたしは分断を許さない』著:堀潤 実業之日本社
その本をの目次を時、今と過去の自分自身も繋がった。
私が言うのもおこがましいが、想像通り、
本の向こう側で、真剣に作者の堀さんが憂いてる気持ちが伝わってくる様に感じた。
自らの発信した報道が意図してなく、分断をさせてしまった一つの要因になってしまったのではないかと。堀さん、、、。
やっとなんで本当に堀さんがそこまで「小さな主語」に拘るのか、分かった。(時として「大きな主語も必要かな」と私も思わなくないから)

ニュースの現場は色んな立場でその事象に接してる人がいる。
私は新聞やテレビ等の大手メディアでしかニュースを見てきてなかった。
そこで起きてる現場と取材者の想いの掛け違い等はそこまで気にしてなかったのかもしれない。
ニュースをまるでイベントや見世物の様に、他人事だったのだろう。
そこで苦しんでいる声よりも、分かりやすい大きなものへの批判が先行していたのかもしれないと。

311以前に実は堀潤さんの当時のNHKアカウントをフォローしてたけど、それが終わってから、苦悩してる姿に関心を寄せてなかった。
(丁度私も外勤仕事を開始したタイミングも有ったが)
昨年ふとしたきっかけで、再度堀潤さんのモニフラや8bitNews、他の番組に触れて、懐かしいと思ったし、いつも笑顔で少し飄々ととぼけて見せてるように見えて、ショート動画かな?インスタ?でふとドリンクを外で飲みつつ、虚しいみたいな事を呟いていたり、モニフラ放送後のスペースで「報道の限界を感じる、これからはアートだ」という言葉に、堀さんも辛いのかな?と感じ、ずっと変わらない地道な発信に、次第に感化されていった。
noteにある堀さんのコラム#わたこと。(1年前の投稿なので、最近は違うと思うけど。実は一度コメントを初めに読んだ時書いて、消してる)を1年前に読んで、どうしようもなく悲しくなった。ぽっかりと何か穴が開いてるのだろうかと。
柄も無く、力になりたいと、その時はギリギリの精神状況で何も手助け等出来る訳ではないのに感じた(画面の向こう側の人だったのにね)また、その時実は私は堀さんにDMで救って貰ってて、迷惑を掛けた。(だからこそ、絶対復活して堀さんにも良い報告をしてご恩を返したかった)それから8bitNews(初めにみたのは青山のこどもの城の件だった)をみて、「ああ、こどもの城、青山国連大学、こどもの権利条約」と色々昔を思い出した。
でもこの本は買ったのに、悲しい内容が書かれているに違いないと思い、ついつい読むのを避けていた。
でも昨夜ふと読みたくなり手に取った。
正直涙が滲んだ。苦しかった。でも読まなきゃと思った。
そうしたら、色んなものがパズルの様に嵌ったというか(複数で分断の堀さんとの対談相手に以前から知ってる方が)
本当に堀さんは優しくて、繊細で、美意識が高く(でも他人に強要しないと思う)心が美しい人、ともすれば壊れそうな、でも勇気がある勇敢な男性だとジャーナリスト以上に人間堀潤さんに興味を持った。
(これはモテるのも納得)と思いつつ。
沢山素晴らしい、色んなジャンルのジャーナリストはいるけれど、離婚を経験しても、若者の未来の前進を信じて止まない
そんな堀さんからこの1年目が離せない。
辞めようと思っても、つい心惹きつけられる存在。(側から見たらただの盲目の信者に見えるのだろう、きっと)
先日もつい、堀さん自身のマンションの内装を何気にみて、「壁紙などの内装も決してゴージャスでなく寧ろ普通だな」と感じた。
それでもそんな自宅から、先日もTシャツ姿のラフな格好だけど、真剣にスーダンと現地で、険しい顔で配信していた。現地は外からの爆音が聞こえる中で淡々とJAICの坂根さん、オンラインで実は顔を知ってるJVCの今中さんとで状況を発信していた。だからこそ、はしゃいでいた自分に「あ」と思いつつ、羽田空港のベンチに座って一人天井を見つめてた。
こんなに楽しんでいる人の影で、真剣に伝えたい人がいると。
浮かれた様に「カラオケ」行きたいと呟いた私、あほだなって。
だからこそ、私も目の前に事から逃げるのは辞めよう
何のための試用期間なのだと。
人にはいろんな道があるし、正義がある。
でも口だけの人にはなりたくないな、この本を読みつつ思った。
私本当に遠回りしたな。強がって平気な振りして、意地っ張りで
今はそんな自分も受け入れたいと思えて、何が良かったか分からぬまま、色んな凄い人にフォローされ、運命ってわからない。なんだか、ここ1年知り合った人はどっかで堀さんと繋がってるという不思議。汗
そんなこんなで、表面だけは穏やかな初夏を迎えつつある。
※関係ないが、布団にダラっとしている時に久々にiPadminiでピアノ弾いてて、楽しかった。


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