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食べ物に興味を持ってもらえるように

「グリーンバレー等々力保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
1歳児から5歳児までの49人の子どもたちと過ごしております。

子どもの食べ物の好き嫌いは悩ましい問題です。
しかし、保育園では子どもが嫌いな食べものを残してしまった時に、無理に食べさせようとするようなことはありません。苦手意識を植え付けるだけだからです。
だからといって放っておくわけにはいきません。

園では子どもたちに食べ物に「興味」をもってもらえるように栄養士たちが試行錯誤しています。
興味を持てば口に入れる可能性があり、口に入れれば「思っていたより美味しいな。」と気づくかもしれない。
今、この場で子どもが食べなかったとしても、「こんな食べ物があるんだな」と知っていれば、将来食べるようになるかもしれない、という思いからです。

子どもたちのクッキングの時間

3〜5歳児クラスで子どもたちに定期的に「野菜のお手伝い」をしてもらっています。
もやしを袋の上からたたいて小さく砕いたり、ピーラーでにんじんやれんこんの皮むきをしてもらっています。
子どもたちが準備した食べ物は、給食に入っています(加熱します)。準備した子供たちはちょっと誇らしげです。

おやつの時間におにぎりを出すことがありますが、これも子どもたちに作らせています。
ポリ袋を渡して、そこに冷めたご飯をいれて、ポリ袋の上からぎゅうぎゅうとおにぎりを作るのです。

食べ物の通り道

食べ物が体にどんな働きがあるのか知ってもらうために、食べ物が体の中の通る仕組みを説明しました。

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お腹の青いヒモは小腸の長さを表していて、6メートルの長さがあります。子どもたちは実際に伸ばしてみて長さを実感することができます。

箱の中身はなんだろな

楽しみながら食べ物に興味をもってもらいたいので、こんな箱を作りました。

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テレビでやっているような、箱の中身を当てるクイズができる箱です。
箱の中に旬の野菜や食べ物を入れて、子どもたちとなぞなぞクイズをします。
食べ物を触感で感じることができるので、新しい刺激になるかと考えてのことです。

年中さんや年長さんは「つるつるしてる」とか「とげとげしてる」など、自分の感じた感覚を言葉にすることができますが、年少さんは自分の感覚を言葉にすることがまだむつかしいので、保育士が少しフォローします「大きいかな? 小さいかな?」「ごつごつしてる? つるつるしてる?」と問いかけると、言葉が出てきます。

しいたけ栽培

プランターで行う家庭菜園では稲、なす、トマトなんかがポピュラーですが、2歳児クラスでしいたけの栽培をはじめました。

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子どもたちが毎日霧吹きで水をかけてあげています。
まだ10本程度しかできていませんが、使いきれないほどできるそうです。
干ししいたけにして、おうちに持って帰ってもらう予定です。


等々力