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多分「マゾ」なんだと思う

現在受注している案件はそのほとんどが5000文字以上の長文Webコンテンツだ。

そういう案件の多くは執筆の倍ぐらい時間がかかる大量のリサーチがマストで時間をかけてじっくりと考えて書くことを求められる。とても片手間で書けるようなものではない。

おまけに全力で書いたにもかかわらずクライアントから情け容赦のない厳しいFBがガンガン来る。だからここのところ執筆やFBの度に怨念こもった唸り声ばかり上げている。

けれども慣れとは恐ろしいもので、「書いたものにツッコミがない案件なんて物足りなくてやってられないわ!」という心境になっているのも確かだ。

毎回唸るほど大変なのに、ふと気が付くとそんな長文案件にこだわり続けている。時間をかけてがっつり四つに組まなければ書けない、つまり作業効率が決して良くない長文案件ばかりを無意識に求めている。

ここまでくると、多分究極のマゾなんだと思う。

だって利益度外視レベルの労力と時間をかけ、散々苦しんで書いた文章にびっしり赤を入れられて半泣きで修正しているのだもの。

それに毎回FBの度に「こんな案件辞めてやる!」と毒づくくせに、クライアントから「来月は何件書けますか?」と問われればホイホイ「〇件OKです♪」と調子のよい返事をしているのだ。

そんな今の状態をどこかで楽しみ、この仕事は面白いと思い始めた自分はやっぱりマゾ以外の何物でもない。

でも、ま、それもまた一興。多分それこそが人にはない私の強みだ。

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