[アニメ感想] 僕だけがいない街:少年期にトラウマがある人にはちょっときついかも
『僕だけがいない街』の主人公 藤沼 悟はちょっと変わった能力を持っている。
それは、何かの事件や事故が起こる直前の場面が繰り返すというもので、本人は「再上映(リバイバル)」と呼んでいる。
それが起こると、彼はどこに違和感があるのか必死で探し、そしてそれを取り除くための動作を行う。
すると、起こるはずだった事件や事故を未然に防ぐことができ、また時間が進むのだ。
そのような日常を過ごす悟が、とある事件に巻き込まれることによって、一気に小学生時代へとタイムリープしてしまう。
こうしてこの物語は始まるのだ。
当時の大人たちの配慮によって、悟はほとんど覚えていなかったのだが、実は、このころ連続殺人事件が起こり、彼は友人を失くしていた。
大人になった未来の意識を持ったまま、事件が起こる前の時間へとタイムリープした悟は、この事件を解決することが自分に課せられた運命なのだと思い、行動を開始する…。
と、このくらい説明したら、だいたいどんなお話かわかるかなと思う。
現在と過去が複雑に入り組んでミステリとして、かなり入り込んじゃう物語だった。
なんだけど、親から虐待を受けている子の描写などがすごくリアルなので、もしもトラウマを持っている人が観たら、フラッシュバックしてしまうのでは…とちょっと心配である。
このアニメを見る時は、心が健康な時に…と言っておこう。
悟の母親 佐知子がすばらしいキャラクターだったな。
どんな時でもブレない。子供を信用している。私もこんなカッコよい母親になりたいけど、既にもうムリだ…。
この母親がいなかったら…と思うとゾッとするぜ。。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのOPもよい。
参考になった!という人はスキをお願いします!
※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。
アニメ『僕だけがいない街』が好きならこれも好き?
評価基準についてや、私の好みについてこちらにまとめています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?