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[アニメ感想] 僕だけがいない街:少年期にトラウマがある人にはちょっときついかも

≪ネタバレはありません≫

アニメ『僕だけがいない街』の情報
サスペンス・ミステリー・ファンタジー / 全12話(完結済) / 日本
放送時期:2016年

『僕だけがいない街』の主人公 藤沼 悟はちょっと変わった能力を持っている。

それは、何かの事件や事故が起こる直前の場面が繰り返すというもので、本人は「再上映(リバイバル)」と呼んでいる。

それが起こると、彼はどこに違和感があるのか必死で探し、そしてそれを取り除くための動作を行う。
すると、起こるはずだった事件や事故を未然に防ぐことができ、また時間が進むのだ。

そのような日常を過ごす悟が、とある事件に巻き込まれることによって、一気に小学生時代へとタイムリープしてしまう。
こうしてこの物語は始まるのだ。

当時の大人たちの配慮によって、悟はほとんど覚えていなかったのだが、実は、このころ連続殺人事件が起こり、彼は友人を失くしていた。

大人になった未来の意識を持ったまま、事件が起こる前の時間へとタイムリープした悟は、この事件を解決することが自分に課せられた運命なのだと思い、行動を開始する…。

と、このくらい説明したら、だいたいどんなお話かわかるかなと思う。

現在と過去が複雑に入り組んでミステリとして、かなり入り込んじゃう物語だった。

なんだけど、親から虐待を受けている子の描写などがすごくリアルなので、もしもトラウマを持っている人が観たら、フラッシュバックしてしまうのでは…とちょっと心配である。

このアニメを見る時は、心が健康な時に…と言っておこう。

悟の母親 佐知子がすばらしいキャラクターだったな。
どんな時でもブレない。子供を信用している。私もこんなカッコよい母親になりたいけど、既にもうムリだ…。
この母親がいなかったら…と思うとゾッとするぜ。。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのOPもよい。

参考になった!という人はスキをお願いします!

『僕だけがいない街』
<あくまでも私的な評価>

ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★★
キャラクターの良さ:★★★★☆
映像の美しさ   :★★☆☆☆
動きのかっこよさ :★★☆☆☆

<チェックポイント>
・舞台:現代東京~80年代北海道
・キーワード:過去改変

・グロ:虐待シーンなどあり
・色恋:?
・お色気:なし
・イケメン:〇
・強い女子:〇
・美少年:なし
・美少女:なし

・原作:漫画

・概要:
事件や事故の起こる直前の場面が繰り返してしまう「再上映(リバイバル)」という能力を持つ主人公の悟。
ある事件をきっかけに、小学生時代にタイムリープしてしまう。そこで起こった連続殺人事件を彼は阻止することを決意する。

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

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