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あの時英語でこう言いたかった~友人の紹介とアジア人について

今回は、友人の紹介です。

カナダの田舎町で初めて出来た日本人以外のお友達について書きました。彼女は非常に賢い女性で、カナダ以外にも海外で仕事をしていたガッツあるおもしろい人です。

ちょうど、子ども達の年齢が同じくらいということもあり、意気投合して、休み時間は、よく話していました。

ある時は、私が悩んでいたことを伝えると涙を流しながら聞いてくれ、優しく、でも熱くハグをしてくれました。そのとき…私は本当のハグの意味を知りました。本当にかけがえのない友人です。

カナダでは、外では常にポジティブであることが求められているような気がします。日本語には「良い人」という便利な言葉がありますが、「彼女のどんなところが良いの!?」と英語では聞かれているような気がします。だから、非常に限られた場面を除き、ネガティブな表現は使いません。ポジティブな単語を増やしていくことをオススメします。(うっかり他人のネガティブな話をしてしまうと、自分の好感度を著しく下げてしまいます。)

以前、noteにも書きました。子どもの性格や特徴を表す単語は知っておいた方が良いと。今回は、友人を表すポジティブな言葉も知って置いた方が良いという話です。

・my racial prejudice
・discrimination against Asians

最初のフレーズは、「人種的偏見」。次のフレーズは「アジア人に対する差別」という意味で使ってみました。どちらも一見馴染みの無い言葉のように思えますが、アジア人が北米に来ると、性別関係なく差別的な態度に遭遇すると思います。

そうしたときに、とっさに「It's your racial prejudice.」と言えたら、あなたへのサービスは格段に変わってきます。また、移民局や警察に通報する際にも使える言葉なので、割と金融やアカデミックな単語よりは使う可能性の高い単語です。

一度きりのサービス(立ち寄ったガソリンスタンドの店員)なら、無視して終わりだと思います。でもあなたがよく行く店の店員なら別の言い方もあるかと思います。

「Can I talk to your manager? Please call your manager.」
「Could you please give me your business card?」

そう言っただけで、彼らは青ざめると思います。

日本にいたときは、ずいぶんと嫌韓ニュースばかり見ていたような気がします。そのせいでLineまで嫌いになったし(今ではおかしすぎて笑えない)。

でも、「アジア人  国の外では  皆同じ」ということに気がつきました。間違われる事にいちいち腹を立てていてはキリがありません。彼らには区別が付かないのですから。

そして、怒ったところで…何に対して怒るのでしょう。それこそ相手を馬鹿にしているからじゃないでしょうか?

私からしたら「あなた2組? あ、3組なのね。ゴメンゴメン。」ってぐらいです。私のどこが2組に見えるのよ!どうみても3組でしょ!?って怒る人はいるでしょうか?それは3組の人が2組を馬鹿にしているからにすぎません。

何の身寄りも無い海外生活。助けてくれるのはアジア人だけです(アジアン食材店も含め)。カナダでの生活はそんなことも私に教えてくれました。本当にありがたいことです。

アジア万歳♡


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