耳で自分の気持ちを確かめる。
毎朝起きて最初に携帯をチェックする。SNSを見るため、ラジオをつけるため、アラームを止めるため、ではなく遠距離恋愛中の彼からのメッセージを確認するためだ。
時差は9時間。イギリスと日本で遠距離を始めてもうすぐ2ヶ月。毎朝、彼が眠りに着く前に「おやすみ」が言えるように曜日関係なく7時には目を覚ます。
音源が届いた時の特別感
今朝、目を覚まして携帯をチェックすると音源が届いていた。彼から音源が届く時は、新曲の知らせ。彼は趣味でバンドマンをしている。普段はギターのみを担当しているのに、今回はボーカルギターとのことだ。彼のバンドでは歌詞を描いた人が歌うことになっている。
今回の音源は彼がバンド仲間の家でちょろっと練習したのを送ってくれたとのこと。全然ラフだけど、聴いてみて、と言われたので、温いお布団の中でそれを再生する。
優しい音の上の歌詞
最初の印象は、「ギターが優しいメロディーだな」だった。しっとりしてて、朝一番に聞くに最も適してるように感じた。すると、彼が歌い出して、歌詞が耳に届く。
彼が歌ってた歌詞の一部。
このセリフ、よく聞いた。空港でお別れする時もこれしか彼は言わなかったし、もらった手紙にも書いてあった。
わかる。私も毎朝会社に歩いて行く道中、「今日もまた会社に向かってる」と思いながら歩いてる。また戻ってきた、と思いながら過ごしてる。
この曲は、遠距離が始まってからの歌か。
彼と対話する
感想を送る。
いつまで、ふわふわ浮遊し続ける?
今自分に問いたい、このタイトル。
地に足をつけた瞬間、何かがダメになってしまいそうなのが怖いのだと思う。無意識だけど本当はすごい気持ちが暴れないように抑えてるのだと思う。
せっかく気がついた感情なので、うまく処理したいと思った日曜日だった。
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