chloe / Kuroii

大学卒業後パンデミックの中2020年8月YMSビザを利用し渡英。2年勤務したギャラリー…

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大学卒業後パンデミックの中2020年8月YMSビザを利用し渡英。2年勤務したギャラリーを退職し、自由になったので少し旅をした後、日本にきました。芸術文化いろいろ、美しいデザイン、音楽、絵画などが好きです。

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    フィンランド旅行のまとめです🇫🇮🌿

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21歳、やっと人生の幕が開けた私の話

泣きながら就活はしたくない、もうアルバイトは頑張れない、イギリスに帰りたい、もはやどこに帰っていいかもわからないと電話越しに訴えた20歳の自分を抱きしめたい。恋愛に大失敗し、大学生活も最低限しか頑張れなかった自分に言いたい。 大丈夫だ、なんとかなる。なんとかなった。 人生どないなんだが期振り返れば、今まで生きてきた24年間、何度か人生どないなんだが期を通過してきた。 ただ18歳から21歳までは最も苦しい人生どないなんだが期だったように思える。周りが華やかな学生生活を送っ

    • 1人でなんでもできる、1人ではできない。

      1人でなんでもやってきたのにIKEAの棚は1人では組み立てられなかった。 結局2日かかって棚として機能するようになったが、最初の晩に組み立てた際は、脚が3本しかつかず、ネジはハマらず、深夜2時ごろ組み立てを諦めた。そこに至るまでの出来事を綴る。 ①イギリスへの帰省 12月中旬から1月半ばまでイギリス・オランダにいた。主な理由は帰省・遠距離恋愛中の彼を訪問、仕事の3つのため。日本に引っ越しをしてきて1年と少しぶりに降り立ったイギリスは相変わらずでありながら、少し変わっていて

      • (不定期連載)幸せについて no.1:1人でご飯を食べてる時、一体何を考えればいいのか。

        このnoteは、日頃からOver thinker (考えすぎる人)な私が、Over thinkしてる内容を書き留めておく連載です。タイトルの「不定期連載:幸せについて」は、なぜOver think してしまうのかをOver think してみた結果、自分にとっての幸せをいつも突き詰めようとしてるからなのでは?という答えに行き着いたため。 第一回目は、食事についてOver think したので共有します。 1人でご飯を食べてる時、一体何を考えればいいのか。 1人でなければ

        • 耳で自分の気持ちを確かめる。

          毎朝起きて最初に携帯をチェックする。SNSを見るため、ラジオをつけるため、アラームを止めるため、ではなく遠距離恋愛中の彼からのメッセージを確認するためだ。 時差は9時間。イギリスと日本で遠距離を始めてもうすぐ2ヶ月。毎朝、彼が眠りに着く前に「おやすみ」が言えるように曜日関係なく7時には目を覚ます。 音源が届いた時の特別感今朝、目を覚まして携帯をチェックすると音源が届いていた。彼から音源が届く時は、新曲の知らせ。彼は趣味でバンドマンをしている。普段はギターのみを担当している

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        21歳、やっと人生の幕が開けた私の話

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          変化を受け入れること、街に受け入れられること。

          今日、カメラを1ヶ月ぶりに手に取って街を歩いた。よく晴れた気持ちの良い日、今日は文化の日。街には日の丸が掲げられているだけでなく、タクシーにも刺さってた。カメラを持つと心が躍る。私がみた街を少し紹介しながら、考えたことをまとめる。 なんか、余裕が無くて写真が撮れなかった。大きな仕事がひと段落した最初の週。入社するまではみんなで手分けしてやってたという事務仕事のファイルをやっと開く。 月一回やること、年一回やるかやらないか、などとリストアップされた中にSNS運用があった。

          変化を受け入れること、街に受け入れられること。

          日本に来て1ヶ月が経とうとしてる。

          タイトル通り気がつけば、日本に来て1ヶ月経とうとしてます。今日はこの1ヶ月、どんな生活をしてきたかをまとめます。 部屋: 到着して14日以内に住民票を出さなければいけないとのことで、イギリスにいた頃に決めた部屋に入居しました。 とてもありがたいことに最初の1週間は会社が用意してくださったお宿(家一棟だった)に宿泊させていただきました。 ちゃんと家での生活を始めたのは少し後になりますが、空っぽの部屋に空港から送ったスーツケースが届いた時は、なんだか不思議な気持ちでした。

          日本に来て1ヶ月が経とうとしてる。

          総重量66kgで日本に来ました。What a romantic life I have.

          10月上旬にスーツケース3つを抱え日本にやってきました。まだ全く実感が湧きませんが私は今、日本にいます。3つのスーツケースの総重量は66kg、私にとってのイギリスがここに詰まってます。 イギリスを離れるにあたって感じたこと・日本にて感じていることをまとめます。 離れる1週間前が1番辛かった フィンランドからイギリスへ戻り、日本出発に向けて淡々と準備をする1ヶ月半を過ごしてる際はあまり悲観的になることもなく、客観的に自分と向き合って必要なことができていたように感じますが、ロ

          総重量66kgで日本に来ました。What a romantic life I have.

          やる気と熱量の示し方は態度だけではないはず…?

          今日2ヶ月ぶりくらいに美容院に行って美容師さんとお話しした内容がとてもしっくりくる内容だったので書き留めます。なんか気分が下がってるなって時に私はイーストロンドンの美容院に行って気持ちをリセットしてます。 美容師さん(日本人)とは、いつも髪の毛をやってもらいながら色々なトピックについてお話しするのですが、今回は私の日本への拠点移動に関しての話題が多かったように思えます。中でも盛り上がった話が今日のタイトルにもあるやる気と熱量に関することでした。 赤色の言葉が苦手。熱量・熱

          やる気と熱量の示し方は態度だけではないはず…?

          移動式実家。 ロンドン、Kings Cross編

          実家が移動する。実家はどこか。18歳の時母がイギリスに拠点を置くことによって私の実家と呼べる場所がロンドンになりました。それまで実家と呼んだ家は空っぽになり、訪ねても、もう実家とは呼べない、なんだか心にぽっかり穴が空いた気がして悲しい気持ちになったことを思い出します。 実家がずっと同じ人もいれば、実家が転々とする人もいる。 私の実家は後者でした。 もうすでにKings Crossから実家が移動しているので、今だから書けることを書き残していきます。 ロンドンのハブ、Ki

          移動式実家。 ロンドン、Kings Cross編

          生活は美しく、生活はつづく。

          およそ2年間Twitterにて私の生活の写真を載せてきました。今日はその振り返りをします。好きな写真、写真にまつわるエピソードをまとめました。 カメラをプレゼントされたのでおやつを撮った。 イギリスに来て、カメラをプレゼントにいただきました。これまで撮ってきたiPhoneとは比較にならないくらい美しい画像にときめいた私はその日以来生活に注目して写真を撮るように。 Kings Crossから徒歩30分、Angelの街にあるケーキ屋さん「かつて100」では日本のショートケーキ

          生活は美しく、生活はつづく。

          Introvert(内向性)の私がハウスパーティーを開催してみた。

          これもまた過去の話になりますが、イギリス生活の記録として。 今日は、House Partyの話。 House Warming Party 前情報(イギリスだけなのかわかりませんが)イギリスでは、新居に入居後にHouse Warming Party という名のパーティーが開催されます。その名の通りお家をみんなで温めて、新居をお祝いするためのパーティーです。 私と彼がHerne Hillというテムズ川の南側の素敵な地に引っ越した際も友人たちから「House Warmingは

          Introvert(内向性)の私がハウスパーティーを開催してみた。

          Fish&Chipsと私。

          今生活しているイギリスの村にはFish&Chipsのバスがきます。毎週火曜日、学校のある通りにそのバスは来るらしい。 Fish&Chipsのバスにはこれまで遭遇したことが無かったので、物好きの父は「今日はFish&Chips!火曜日はFish&Chips!」とはりきって買いに行きました。 巨大なFish&Chipsを食べながら、そういえば英国に来た当初からFish&Chipsが苦手でパブでも食べなかったことを思い出し、ついに自分もここまで来たかと思ったので今日はFish&

          Fish&Chipsと私。

          Where I was and where I will be.行き着いたところ、これから行くところ。

          無職になってちょうど2ヶ月、就職活動が終わった。 無職になりたくてなった訳ではなかったけど、どうしても仕方のないことだと受け止めた2ヶ月間は、短かったように思える。血眼になって次の仕事を探すことはせず、流れてきたら取りに行こうという心持ちで気が向いたらGoogleに希望の勤務地と興味のある分野を入れて検索をかけていた。 流れてきたら取りに行く、って桃じゃあるまいし。そんな上手い話はない。自ら取りに行ってこそ良いのだ!門を叩きなさい!叩けば開かれる!とキリスト教系の中高一貫

          Where I was and where I will be.行き着いたところ、これから行くところ。

          フィンランド旅行記#5エストニアの森で泣く。Arvo Pärt Centreに行ってきた。

          彼がイギリスに帰国した水曜日の午後、私は次の日に向かうエストニアはタリンへ行くための準備を始めます。エストニアに行くことは決めていたし、目的地のArvo Pärt Centreへ行くことも決めていたにも関わらず、それ以上のリサーチは全くしていない状況だったからです。 いつもなら「まあ、なんとかなるな」と恐らくサウナにでも行っていたかもしれませんが、直感的に「今回は計画しないとやばい気がする」と思ったし、予想通り結構大変でした。 今回はいつもと違って、誰かのためになるものを

          フィンランド旅行記#5エストニアの森で泣く。Arvo Pärt Centreに行ってきた。

          フィンランド旅行記#4突撃アアルトさん宅とサプライズディナー!

          すっかりフィンランドに魅了された私たちですが、今回旅に出かける前に2人でやりたいことを出し合うところまではやってました。出し合ったのならもう少し計画を立てろよ!とも思いますが、どこにいっても私たちはかなり行き当たりばったりな旅をする傾向にあります。 彼がやりたいことは建築デザイン巡り、アアルトについての知識を深めること。私がやりたいことは、サウナ!アンティーク巡り、マリメッコ!彼の方が滞在時間が短いので旅の前半は彼がやりたいことに寄せて2日目を迎えます。 アアルト自邸で大

          フィンランド旅行記#4突撃アアルトさん宅とサプライズディナー!

          フィンランド旅行記#3大雨と共に流れていった不安とバルト海にドボン。

          到着日、ヘロヘロに疲れてすぐに就寝した私たちは次の朝、大雨の音で起きます。「行きたいお店や美術館もしまっているうえ、雨かいな!」と嘆く彼、タイミングが悪いな。。。と困る私。どうなる私たちの2日目、と不安が押し寄せます。2日目月曜日の予定としては、1日目の夜に予約を取ったサウナが17時にあること以外何も決まってません。 ランダムなチャットに救われる。 彼がシャワーを浴びている間に、雨でもできて、月曜日でも開いてるところを調べることにしました。するとMy Helsinkiという

          フィンランド旅行記#3大雨と共に流れていった不安とバルト海にドボン。