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特別支援って何?

先日、24時間テレビのドラマ「虹色のチョーク」を見ました。
24時間テレビについては賛否両論ありますが、
とても考えさせられる内容があり、本を即購入し、読みました。



疑問は2つ。

1.特別支援教育はどうあるべきか?
2.障害者雇用の理想は?

1.特別支援教育はどうあるべきか?
私は、小学校に勤務している関係もあり、特別支援教育に関わる場面が多くあります。その子に合わせたカリキュラム。指導法。細やかに担任は計画を立てて指導に当たっています。
ただ、在籍している彼らは、特別に組まれたカリキュラムの中で成長したとしても、いざ社会に出てしまったら、特別なサポートは期待できません。できるようになったことは増えていたとしても、サポートゼロでは、生きづらさを抱えていくことは避けられないのではと悶々としてしまいます。
インクルーシブ教育、ユニバーサルデザイン等、支援を必要としている子たちが求めるものを提供する教育へとシフトしていると思いますが、課題は山積。これからも多くのイノベーションが必要だと感じています。

ちなみに、国連からもはこの特別支援教育は、勧告を受けています。

ともに学ぶ理想の教室を実現させたい思いと、受け入れて、その子の学びを補償できるのか?世界から学ばなければならないかもしれません。
私には答えがないというのが答えです。


2.障害者雇用の理想は?
舞台となるチョーク工場は、これでもかというくらいに障がい者に寄り添い、彼らの「できる」を探しています。できないことをできるにするのではなく、彼らの立場に立って、彼らの存在に寄り添う。スポーツドクターである辻秀一氏がいう「自己存在感」に目を向けた方法を長く実践されれいる賜物だと感じています。ただ、この障がい者の方々の「できる」に寄り添うのは言葉では簡単ですが、並々ならぬ努力と時間が必要だと思います。会社は営利企業。儲けがなければ倒産。すごくシビアな世界だし、本やドラマでもそれを垣間見ることができます。

日本国憲法には、個人として尊重されるという個人の尊厳が保障されています。理想を絵に描いた餅で終わらせず、同仕組みをかえていくべきか。もっともっと私自身、当事者意識をもって関わりたいと思いました。

誰もが働く幸せを感じられる世の中・・・

最後に、本からの抜粋です。
曰く、ものやお金をもらうことが人としての幸せではない。
人に愛されること
人に褒められること
人の役に立つこと
人から必要とされるそこ

どんなことも、相手の理解力に合わせて教える


しんちゃん@三浦真司

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