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アイデアの揚げ足をとらず、アイデアを繋いでいくことを考える

本日嬉しい誤算があった。積極性がなく自分から意見を言わない部下が「思ったんですけど、これこうした方がいいんじゃないですか?ずっと考えてたんですが、、、」と自分からあるアイデアを提案してくれた。

伏線として先月新たなチームを立ち上げた。それは毎月何かのアイデアを持ちよって働く環境を良くする事を目的としたチームだ。裏テーマとしては主体的に動けないメンバーで構成し無理やりにでもアイデアを出させ、結果主体性を育む事も目的としていた。

結論から言うと、そのアイデアは却下した。理由としては実行に移しても成果があげられない可能性が高いからだ。ただまだまだ改善の余地はあった為、「アイデアはすごく良いと思うよ。次のステップとしては実行した場合のメリットとデメリットを箇条書きであげ、デメリットの方が多いならプランを練り直すか、デメリットを無くす方法を考えたらいいよ」とアドバイスを送った。

アイデアを出し合う事はとても重要だ。ただよく見る光景として、せっかく出したアイデアの揚げ足を取り全否定する事。つまりは後足ジャンケンでせっかくのアイデアを否定しまうことだ。これでは何も良くならないが、評論家気取りで会議に臨む社員もいる事も事実で、彼らの特長は決して自分から最初のアイデアを言い出さず、中身の無さ、考える能力の低さをひた隠しにする傾向がある。

出されたアイデアは否定するのではなく、何か問題があればアイデアを「繋ぐ」事を考えればいい。否定に生産性は無い。

「あっそのアイデア良いね!!こうするともっといいかも!」「まって、まってこうしてみたらもっといいんじゃない?」

原石のようなアイデアをさらに良いアイデアにみんなで繋げる場こそ理想の会議だ。

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