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スペイン印象派とピアノ曲がマッチした作品・マヨルカ島 / 舟唄 Op.202-ピアニスト 綾・クレバーン

ウィーン在住のピアニスト綾・クレバーンさんがyoutube作品をUPされた。

https://www.youtube.com/watch?v=Fn9Iapkc-Xg

CD収録とあるが、この舟歌 Op.202 は、2011年に出されたCDに納められている。このCDは、胎教用という事で、多くの作曲家の名曲を納めている。そしてこのCD、発売から約3年間ほどヨーロッパのアマゾンの子供の為のクラシック音楽部門で、トップの1位をキープし、ベストセラーを維持していた名盤なのである。内、1年間はピアノソロ部門でも同時に1位を維持していた。

ヨーロッパでは相当販売された様だ。もともとドイツ語版のみだったのだが、英語圏でも人気が出て英語版も出されている。

さて、今回公掲載されて曲には、スペインの画家ホアキン・ソローリャの名作のスライドが伴っている。画家のタッチから印象派の影響を受けた事は良く判るが、作曲家イサーク・アルベニスも同時代の人なのでよくマッチしている。
綾・クレバーンさんの音が一つ一つ立体的ではじけるような生きた音にも感動する。


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