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Moved(心が動いたとき)

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イベント参加や観劇、映画観賞などなど。楽しかった経験をまとめています。
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BDC SHOWCASE 2023

BDC SHOWCASE 2023

昨晩2023年8月18日に観たダンス公演『BDC SHOWCASE 2023』が、めちゃめちゃカッコ良すぎて感動の嵐でした。

ボイトレ仲間の年若いお友だちが出演するので観に行ったのですが、クオリティの高さと熱量の多さにまずビックリ! そして選曲・振り付けだけでなく、構成のセンスの良さ!!!
ずっと見入ってしまいました。

お友だちにせっかく教えてもらっていた立ち位置などは頭からすっ飛び、ひたすら

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『星の数ほど夜を数えて』を観ながら愛を数えていた

『星の数ほど夜を数えて』を観ながら愛を数えていた

劇団Tiptapの新作オリジナルミュージカル『星の数ほど夜を数えて』を観てきました。
2023/8/6 ソワレ。

すみだパークシアター倉という会場は私はお初で、どこの駅からもまあまあ離れています。
この灼熱の日々のなか、ここを歩いていくのかぁと少し(ほんの少し)思いましたが、
「久しぶりの新作、観たい!!」という気持ちが勝り、チケットを取りましたが、

ほんと、観てよかったです。
暑さに負けない

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舞浜でおもてなし「美女と野獣」

舞浜でおもてなし「美女と野獣」

東京ディズニーリゾート内にある舞浜アンフィシアターで「美女と野獣」を観てきました。

ストーリーも楽曲も大好きな作品。
好きすぎて、自分が所属するコーラスグループでも『変わりものベル』を歌わせてもらったほど。

舞浜駅に降り立ち、イクスピアリ入口の看板を観て、もうグググっと。

いつもならイクスピアリ内の店舗をいろいろ観るのですが、この日はまっすぐ劇場へ。

初めての場所へ行くときは少しだけ緊張す

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芝居小屋に感激「平成中村座十一月大歌舞伎」

芝居小屋に感激「平成中村座十一月大歌舞伎」

チケットが取れたので、「平成中村座十一月大歌舞伎」の第一部を観に行ってきました。
初めて行った浅草寺境内の平成中村座は、わくわくしっぱなし。

五重塔を見ながら右に曲がって、本堂の裏手の仮設劇場へ向かいます。

「あー、こんな風に作ってあるんだー!」
「ここにもこんな工夫が!!」みたいにキョロキョロキョロキョロ。

十八世中村勘三郎さんの「江戸時代の芝居小屋の雰囲気さながらに、テントで歌舞伎を上演

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初めてのご神体公開「仙波東照宮 特別公開」

初めてのご神体公開「仙波東照宮 特別公開」

先日、川越の仙波東照宮の特別公開に伺いました。
特別公開期間は、通常は入ることができない正面階段上の門の中に入ることができます。
そのうえ、川越市市制施行100周年を記念して、初めてご神体が公開されています。

中にはシルバー人材センターの方々がいらして、ガイドしてくださいます。
細かいご説明だけでなく、こぼれ話などもあり、興味深く拝見できました。

中の写真を撮ることはできずお見せできませんが、

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魔法の世界に浸る『ハリー・ポッターと呪いの子』

魔法の世界に浸る『ハリー・ポッターと呪いの子』

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観てきました。劇場は赤坂ACTシアター。

2022年7月8日に東京で開幕したのに、チケットを取りそびれてやっと今。
こういう状態を「満を持して」というのでしょうか(ちょっと違います)。

地下鉄赤坂駅からの階段が、もうすでにハリー・ポッターの世界。

並んでいるのは、この先にあるタイム・ターナーと写真を撮るため。
すてきですものね。

人が途切れた瞬間にパチリ

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「日本書展」を味わう

「日本書展」を味わう

秋の上野、東京都美術館に『日本書展』を観るために伺いました。

「現代の書壇に新鮮な魂を!」とうたわれている日本書展には、漢字、かなで書かれた古典や詩歌などが展示されています。

会場は熱心に鑑賞される方や写真におさめる方が多く、活気にあふれていました。

会場に入ってすぐのところには、受賞作品が並びます。
本来は額装や料紙も含めて全体で一つの作品であることは承知のうえで、あえて文字のアップをご紹

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渡辺俊幸 シンフォニック・ガラ・コンサート

渡辺俊幸 シンフォニック・ガラ・コンサート

9月21日に東京芸術劇場(池袋)へ伺いました。
「渡辺俊幸 シンフォニック・ガラ・コンサート」

音楽家活動50周年の祝典というだけあって、幅の広い演奏曲でした。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。

幕開けはNHK大河ドラマ「毛利元就」のメインテーマ。トークの後、「利家とまつ」のまつのテーマとメインテーマ「颯流」。
続いて、NHK連続テレビ小説「おひさま」のメドレー。大河と朝ドラの両方で作曲され

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穴八幡さまで一陽来復のお守りをいただいてきました。
大晦日の夜中12時に恵方に向けて貼る予定です。

帰ってきた ひまな日曜日 at しんとこ

帰ってきた ひまな日曜日 at しんとこ



日曜の午後にぴったりのホール西武新宿線新所沢駅から歩いて2分。普通の町の普通の道路沿いの建物の地下に降りると、そこに松明堂音楽ホールがあった。
2018年9月のこと。

木製のベンチに座り心地の良い白いクッション。座席数80のこのホールは、ちょっと教会みたいな雰囲気である。

アンプを通すのは語りだけで、ギターも歌もすべて生の音で聴くことができるのは、この広さだからこその贅沢だなぁと思う。

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リュートとつむぐ歌と詩の世界4「歌のマルシェへようこそ」

リュートとつむぐ歌と詩の世界4「歌のマルシェへようこそ」

繊細なリュートの響き2018年の浜離宮朝日ホールでのコンサート「歌のマルシェへようこそ」。

石丸幹二さんとリュート奏者つのだたかしさんの二人だけで奏でるメロディーは、いつも慈しみに満ちています。

つのだたかしさんは、MCの時は少しとぼけたオジサマになってしまうのですが、音楽を愛する気持ちがとても強い方。
実のお兄さんが漫画家のつのだじろうさん、弟さんが歌手のつのだ☆ひろさんです(ミーハー情報)

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フィリップス・コレクション展 〜三菱一号館美術館

フィリップス・コレクション展 〜三菱一号館美術館

巨匠の作品が近い2019年の話。この年の初美術展はどこに行こうかと考えて、建物自体が大好きな三菱一号館美術館へ。企画は『全員巨匠! フィリップス・コレクション展』だった。

ダンカン・フィリップスが生涯を費やし、芸術作品に対する強い情熱と高い見識で積み上げた稀代の近代美術コレクションが一堂に

と、見どころの一つに書いてある通り、作者一人ひとり、作品一つひとつに思い入れを持って収集したことが分かる

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献灯会 〜明治寺(百観音)

献灯会 〜明治寺(百観音)

7月の最終日曜日に行われる献灯会。中野区沼袋にある明治寺、通称百観音で行われる行事だ。お灯明をいただき、境内に180体ほどある観音さまのどこかにお供えする。私が子どものころは百数体と聞いていた。ずいぶん増えたものだ。

以前、明治寺のホームページでこんな素敵な言葉で紹介されていた。

百観音献灯会。

真っ暗闇の中では、手に持った灯明で自分の足元を照らそうとしても、光に目が眩んで見えやしない。

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浅草で生まれた虚構 『偽顔虫47』

浅草で生まれた虚構 『偽顔虫47』

応援している劇団、カムカムミニキーナの2018年の公演『偽顔虫47』について、個人ブログに書いていたので、これもお引越し。

カムカムミニキーナ作品劇場が浅草ということで、江戸川乱歩のイメージから舞台は大正時代。上巻・下巻に分けての公演だが、それぞれだけを観ても楽しめるように作られている。

私は上巻を2018年12月15日(土)、下巻を22日(土)、ライブ巻を今日29日(土)に観てきた。上巻も下

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