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「ルサンチマン、心の叫びを。」

25歳。社会人4年目です!!!

のはずだった。


気がついたら僕は、何者にもなっていない。

そういえば、ウルトラマンになりたかった。
怪獣なんていないヒーローの世界を作りたかった。

そういえば、弁護士になりたかった。
不正なんてない正義の世界を作りたかった。

そういえば、外交官になりたかった。
戦争なんてない平和な世界を作りたかった。

そういえば、官僚になりたかった。
格差なんてない均等な世界を作りたかった。

そういえば、サラリーマンになりたかった。
苦悩なんてない9時5時の世界に住みたかった。

気がついたら僕は、何者にもなっていない。


ウルトラマンはわからないけど、

弁護士は僕には向いてないと思った。
なんか、大変だから。

外交官は僕には向いていないと思った。
なんか、大変だから。

官僚は僕には向いていないと思った。
なんか、大変だから。

サラリーマンは僕には向いていないと思った。
なんか、大変だから。


何者にもなっていない。

言い訳を並べ続けて、
気がついたら僕は、何者にもなっていない。

ルサンチマンを溜め込んで、
気がついたら僕は、何者にもなっていない。

そして、ルサンチマンの掃き溜めに戻っていく。

何者にもなれなかった者のルサンチマンが、
ここにはただひたすらに、澱んでいる。

Forever trading places with the same old me.
I'm racking up the cases of who I failed to be.
Why would I replace the sky?
Why would I recreate that perfect blue?
What would I change it to?

『ルサンチマン』 mihoro

“What Would I Change It to?” Avicii


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