少しお久しぶりです。
以前より妊娠経過を綴っていましたが、
無事に赤ちゃんを出産しました。

母子ともに健康で、出産から早くも1ヶ月ほど経過したところです。(新生児期ってあっという間だ)

noteにコメントなどいただいた方、本当にありがとうございました。
中には同じく妊娠中という方もいらっしゃいました。皆さんが安産で、大切な赤ちゃんに出会えることを心から祈っています。

赤ちゃんは予定日より1週間ほど早く生まれました。
分娩台ではじめて対面した時、瞳の美しさに思わず息をのみました。
澄み切った暗黒は星空のようにきらきらしていて、いまだに忘れられないです。
これからずっと忘れないのかも。


退院後、育休を取ってくれた夫と私と赤ちゃんの3人暮らしが始まりました。

はじめての育児は分からないことだらけで毎日が手探り状態。
命の重さにひたすら怯え、
底知れぬ可愛さに打ち震え、
色彩豊かな泣き声に戸惑い続け…。

新しい命の輝きに心を奪われる一方で、
赤ちゃんの生活リズムに合わせることの難しさに悩む1ヶ月でした。

妊婦生活が無事に終わって安堵したこと、
出産の痛みが想像を遥かに超えて辛かったこと、
色々あったけどもう忘れてしまいそう。
それくらい毎日が赤ちゃんの新しい成長で満ち溢れていて、目まぐるしく過ぎていく。

赤ちゃんが生まれた頃は街が金木犀の甘い香りでいっぱいだった。
真夜中に破水して病院まで向かう道中、その香りに癒されたことを覚えている。

それが今では冬の空気になっている。
吸い込んだ冷気で肺が痛むのが分かる。
遠くに見える山が雪を被っている。

このままでは忘れてしまうだろう。
赤ちゃんのささやかで大切な一瞬一瞬の出来事を。
尊さも、大変さも、アルバムに写真を差し込んでいくように自分なりに書き留めていきたい。
そんな思いでnoteもまた更新できたらと思っています。