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全日本最速店長日記③

【TCFエンデューロと自転車でのチーム競技】

◆12月の日本CSCでのエンデューロレース

寒くなりレース数が少なくなる12月に開催される「苦行の先に光が見える」というキャッチフレーズでお馴染み?のTCFエンデューロに出場してきました。すっかり寒くなった12月のこの時期に日本CSCのキツイコースで5時間エンデューロを開催する方も、参加する方も皆さんかなりの自転車好きですね。
2013年に5時間ソロにチャレンジして1人で総合優勝するのは無理なのと、あまりのキツさにソロ参加には懲りたので2015年は総合優勝狙いで5名チームで参加しました。
このレースの目玉はやはり優勝賞金10万円!これを狙い2015年は猛者達のチームが集い、我がチームは3位入賞がやっとでした。2016年度は一年の鍛錬でより強力になった同じメンバーでリベンジマッチ、狙うは優勝です。
その時のチームメンバーは日本CSCが初めてだったり、ロードレース自体が初めてだったりしたので伸びしろがかなりありました。実際2016年度チームメンバーは色々なレースで入賞多数の活躍でかなり成長しました。今回のレースは期待大です。

◆チームエンデューロレースはリレー形式

参加したことがある方はご存知だと思いますが、エンデューロレースは駅伝で言えば襷、リレーで言えばバトンの代わりに計測チップを受け渡してレースを行います。足首にバンドで留めるものが多いようです。
各レースのルールによって交代方法は違いますが、F1のようにピットレーンと走行レーンが分かれていて、交代の際はピットレーンを徐行して進みます。当然タイムロスが生まれるので交代のタイミングやメンバーの順番、走行距離の配分が勝利を掴む鍵となります。
サイクルロードレースはプロの場合は団体競技が成立しますが、アマチュアの場合は大抵個人競技になります。
と言うのも、アマチュアは自費参加している以上自身の楽しみや成績が最優先になるからです。
その点エンデューロレースは駅伝のようなものでメンバー各々の脚力が違っても配分によって各自楽しめますし、仲間の為にも自分の為にも走るのでレースの緊張感も存分に味わえます。
チームに所属しているなら是非参加してみて欲しいイベントですね。

◆今回の作戦

私以外のメンバーは青木選手、太田選手、小川選手、若原選手、皆ロードレース経験は浅いのですがセンスがあります。力もだいたい拮抗しているので、後は走る順番です。
青木選手は、2016年のヒルクライムレースでは赤城、榛名の年代別を制していてエースクライマーとして登りの能力がピカイチです。
太田選手は200kmブルベの最速記録を打ち出すなど、レースが長くなってもタレないタフさを持ちます。
小川選手の所属は私の古巣「なるしまフレンド」登録ですが、普段の練習は一緒に行っている仲間です。登りの力、下りの速さは抜群で勢いがあります。
若原選手はこの中で唯一実業団登録していないのですが、安定した走行テクニックと周りに流されないペースを刻める冷静さを備えています。
私はというと、2015年と比較して1周20秒タイム短縮に成功したので、力は少し伸びているよう
です。
各々の特徴を考慮して、走る順番は小川、若原、太田、青木、岩島に決めました。

1周は6kmでおよそ11~12分。ピットが登りの途中にあり交代にさほど時間がかからないので昨年の経験を活かし、一周交代で全力を出し切ることを目指します。
昨年の上位のチームは今回不参加ですが、このレースに強い学生も参加しているようなので油断は禁物です。
半周はローリングスタートでゆっくりと進み、本スタートが切られてからは第一走者の小川選手が狙い通り後続に15秒ほどの差を付けて帰ってきました。
日本CSCのコースは登りと下りだけで平坦はほぼありません。集団効果が薄いこのコースでは独走の方がペースを掴みやすいので、後は各自全力を出すだけです。後続との差は1時間経過で約1分、2時間経過で約4分、3時間経過で約8分。
コース上の落車事故でレースが打ち切られた時点で、3時間48分で20周まわり後続との差は1周半になり先頭を一度も譲ること無く完全勝利で2015年のリベンジが出来ました。

このレースは東京都自転車競技連盟主催の小さなレースですが、普段走れない6kmコースを開放していたり、応援カーをコース上を走らせていて順番で乗車でき仲間を応援できるサービスを行っています。車からの応援は普段出来ないので新鮮です。コースのキツさ、難しさがあり、初心者にはおすすめしませんが、ある程度慣れた方は楽しめるイベンドですよ。TCFエンデューロは参加者少な目なので、2017年度は是非チームで競い合いましょう!
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