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企画書の書き方

企画書作りにえらく苦労していた時期があった。

どう書いたらよいのか?
どうまとめたらいいのか?
どうしたらわかりやすいものになるのか?

巷の企画書のノウハウ本も相当読んだ。
フローもチャートもいっぱい書いてみた。

特にマーケ時代は悩んでいた。

でも、
営業に戻ってからしばらくして、ふと気がついた。

売るのはアイデア。

時間をかけるなら書式つくりではなく、
アイデアに時間をかけるべきだ。

それから、やり方を変えた。


①アイデアを最初に書く。

②続いて
なぜそのアイデアが重要・有効なのか、の理由を書く。

③あとは
そのアイデアを実現する方法をまとめる。


こうした体裁でシンプルにまとめることにしたのだ。

そしたら、効率も効果もぐーんと上がった。

だいたいアイデア自体は、
本来は、文章にしてみれば
1行か2行にまとまるくらいシンプルなものだ。

要はそれを最大効果で伝えることが、第一の課題。

フローやチャート、説明文にこだわると、
肝心のアイデアが埋もれて
かえって伝わらないことがある。

注意すべきは、
体裁で悩んで時間を食わないことだ。

私たち、特に営業が、傾注すべきは

○「アイデア」をどうやって見つけるか。

そして

○見つけたらどれだけ早く、効果的にプレゼンできるか。

ということだと思う。

ちなみに上の体裁だと
①②を作成するのにはたいして時間がかからない。
もともと頭の中にあるからだ。

スマホのメモ帳やメールに
①②を書いてしまえば
それを「下書き」兼「オリエンシート」にして、
すぐにスタッフに知恵を借りたり、
作業を振ったりすることができる。

(提出書式が重要なクライアントの場合は
この段階でマーケなり企画書の専門家なりに振ってしまえばよい)

効果的に作業を進めるためのコツは、
まず①②を書いて、スタッフと共有してしまうことだ。

実はこの間、同じ部の女性社員が、
企画書がうまく書けないと悩んでいたのでこれを書いた。

深刻なのは、「アイデア」が出ないとき。
これが一番やばいですよね。

お互い頑張りましょう。ご同輩。

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