私がつぶれた理由❁4

前回は復帰後、眠気覚ましの薬を飲みながら、働くことになりました。

私は休職中ずっと思っていたことがありました。それは、“また、潰れてしまって情けない。”という事でした。

なので、悪化を防ぐ為に、

“もう無理はしない。”

そう強く誓いました。
(…いや、誓っていたはずでした。)


復帰後充実した日々

復帰後は上司との関係が良かったのを覚えています。何故なら今までの経験から、「甘えれる所は甘えよう。無理はしない。」という風に頑張れたからです。

休職前は、何故私は居眠りするのか?病気なのか甘えなのか?なんて情けない人間なのだ。という“罪悪感”から甘えることは出来ませんでした。なので必死に仕事をしていました。

正直に言うと…

休職前の方が、頑張って叱られて、復帰後甘えている方が褒められていました。

この時私は不思議で仕方ありませんでしたが、よくよく考えるとわかりますよね。(また、まとめで解説したいと思います。)

頼る事を少しだけ頑張り、その結果上司との世間話をする余裕が生まれました。

それからは休職中にもう眠ってしまって何も出来ないかもしれない。という不安から復帰した際には、取り戻すように遊びに出かけました。

“ウトウト”はまだマシでお薬を飲めば、1時間に3~15分で済んでいたと思います。

これでもかと、GWやお盆などの連休を楽しみました。病人の癖にアウトドアが好きなので九州旅行など自然の多い所に行きました。

(科学的にも自然はメンタルに良いらしいです。リフレッシュとして正解でした。)

…なんなら病人の癖に近場の海に女友達と行ってみたり。

インスタで海の写真を撮りました。
(でも午前中のほんの一瞬しか入っていません。日焼けもするし眠気も後にきたので。笑)

あぁ、、こうやって隠せるのだな…

とこっそり思っていました。誰も私が毎日お薬を飲んでいることなど分からないし、とても元気そうに見えるのです。

学生の頃にうつでも遊んでる友達を見て

ずるい、あんなの甘えだ。

という意見をTwitterで見た事があり、私も“そう思うなぁ、休んで遊ぶなんて羨ましい。”と思っていました。

そう思えてるうちはなんて幸せだったのだろうと思います。理解したくなかった。後に本当の意味がわかります。

そもそも、自分の母親を受けいける事が出来ず(変な否定ばかりされていたので)

うつなどのメンタルの病人は1歩手前で気付くべきだ!アホなのか!

と思っていました。笑笑

きっと友達がうつならそこまで思いませんが、母親に色んなことをされたお陰で(身体的DVはほぼありませんが)

母親に反抗したく、その様な気持ちになりました。悪いのは病気になる前に逃げなかった母親だ。と。

どこまでも、どんな形でも論破したかったのかもしれません。これはいじめられたやつが逃げないのが悪いという意見と同じです。

(正直きっと間違ってはいませんよ。逃げることは大切です。逃げれれば、の話ですが。)

つづく

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