読書感想文『トマス・アクィナス 理性と神秘』 山本芳久
本書を読んで勝手に考えていた事
勝手な思い込みではあるが神学と他の学問との親和性があると思ったことはこれまでなかった。
絶対的な創造主がすべてを決めているというのは新しい発見と相反するものであると思っていたからだ。
ぱっと思いつくものだと「天動説と地動説」や「進化論」といったものはキリスト教的な考えと相反している科学と敵対していたイメージがあった。
しかし、そんなイメージは本書によって多少変わったような気がする。
新しい発見をした際、それが事実であるなら受け入れるべきだろ