真面目に働いても給料が上がらないのはなぜ?
大卒初任給は30年間20数万で変わっていないという異常事態。
どうして日本人は給料が上がらないのか。
他国と何が違うのか。
考えてみて気が付いたことがあります。
もしかして、日本の低賃金の根本要因って「終身雇用」制度では?
日本人は「終身雇用」で安全を得ている反面、
いつリストラに遭うかわからない状態で働く欧米人に比べ成長意欲が低い。
だって社会人の平均勉強時間、週7分よ。
「デキない」社員を雇い続けなければならない会社は、「デキる」社員の給料も上げられない。
そもそも、大卒の23歳から70歳までの50年近い社会人人生に対し、
企業の平均寿命23.3年の現代、
終身雇用の意味って何?
50年もの間、大卒で入った業界がずっと好調で居続けられる保証もなく、
どこかのタイミングで業界の転向も考えないといけないのが普通じゃないかな。
そんな時に、終身雇用制度があると、リスクを負って新たな業界へ転向するよりも、
会社にしがみついて現状維持した方がラクだし安全、と思ってしまう。
そうなると、最低限の収入は維持できても、そりゃ給料上がらないよね。
給料を上げるには、そもそも会社が儲かっていないと無理。
会社が儲かるためには、
・DX化などで生産性を高め、同じ仕事量を少人数でできる体制にしたり、
・在籍期間の長短ではなく、「本当に必要な社員」を「必要な人数のみ」にしたり
して、儲かる体制にした上で、ようやく残った社員の給料を上げられる。
つまり、
今や古い時代の制度となった終身雇用をさっさと撤廃して、
・会社はデキない社員をクビにして儲かる体制を作り、残った社員の給料を上げ、
・社員はクビにならないよう普段から必死にスキルを上げる努力をし、
・国はクビになった人のリスキリングをサポートし、成長産業への流入を支援する
というのが、国全体としても経済成長が進み、健全だと思います。
皆さんはどう思われますか?
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