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体との対話2023

ランニングは基本的に一人で行うものです。
だからこそ自分自身を知ることが他のスポーツよりも重要になると考えています。
「体との対話」というフレーズを聞いたことがあるでしょう。
僕も,体との対話を大切にしています。
今回はある日の僕と体との対話を書き記してみます。

僕「いやーつい最近まで暑くてどうしようもなかったけど最近ようやく涼しくなってきたよなぁ」
体「ほんまやなぁ。この夏,お前がいけるはずやろって設定したペースをこなすの大変やったで。ちゃんと暑さを考慮してくれな困るわ」
僕「ごめんごめん。モチベの問題で,あんまりペース落としたくなかったんだよ。その分インターバルのレストは長めに取ったりしただろ?」
体「まぁあれは助かったわ。完全にオーバーヒート寸前やったもん。熱を冷やしてくれないとこなすの無理やったわ」
僕「あの暑さを乗りきってくれて感謝してるよ。これから涼しくなるから一緒に頑張ろうな」
体「・・・」
僕「どうした,体くん?」
体「夏,乗り切ったと思っててんけどなぁ・・・」
僕「ああ,怪我のこと?」
体「自分では疲れは無いと感じてたんや。だから特にお前に危険信号は出してなかった。でも突然故障になってもうて・・・お前に迷惑かけてもうたんかな,って」
僕「体くん・・・いや,謝るのは僕の方だよ。君は頑張り屋だから,辛くてもそういう信号出さずに頑張っちゃうんだよな。そりゃ距離走の翌日にはそれなりに疲れの信号を出してくれるけど,そういう分かりやすい疲労じゃなくても,蓄積するものはある。それは僕が予測して回避できるものだった。いや,回避しないといけないものだった」
体「そう言ってくれると楽になるけど・・・」
僕「まぁ正直,40キロ走の翌週,スピード練習からの中1日で35キロ走を入れたのは流石にやりすぎだったしさ」
体「まぁな(笑) それに関してはほんまにお前が悪いで。ワイを買い被りすぎやで。お前も知っての通り,ワイはヒョロガリなんやから」
僕「ごめんごめん。反省してる。でもさ,2日ランオフして治ったのは不幸中の幸いだったよな」
体「たまたま急性やったんや。急性炎症は休んでいれば治るけど,慢性化したら休んでも治らんからな」
僕「怖いよな。今後は適度にランオフすることにするよ」
体「おう,頼むわ。ワイはこの先ずっとお前と走っていきたいんや。ジジイになっても走れるくらいに適度に頼むわ」
僕「うん,もう無理はしないよ(でも,レースのときだけは死ぬほど無理させよう・・・)」

おわり


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