コマッキオの鰻祭り「Sagura dell’anguilla」に行ってきました。

イタリアでも鰻を食べるのです。

しかも、言葉には表せないほど、本当に本当に、美味しい。。！

大きな天然鰻、
脂がたっぷり乗っているのに全くしつこくなく、
炭火の香りが香ばしく、
噛むほどに口の中に強い旨味が広がる。

体が溶かされるような幸せの瞬間。

私がここ最近で本当に感動した食べ物。

もう、全日本人に食べてもらいたい！！

鰻の炭火焼きとフリット。
ワインは地元のピニョレット。濃いめの微発泡の白が、鰻の脂を流しながら、負けずに爽やかな香りを添えてくれます。

でも、イタリアでは鰻は全土で食べられるわけではないです。
このコマッキオは1番有名ですが、ここから数キロ離れた町では食べられないそう。私は一度、南のプーリア州のクリスマス・イブの料理で鰻のトマト煮込みを頂きました。

一緒に行ったアレッサンドロも初めてだったらしく、というか朝、車に乗り込む時に「ねえ、僕、鰻食べたことないんだ」と。（カクッ）
提案したら「Buona idea!」と言ってたじゃないか。笑

でも感動してました。「1番好きな魚の一つになったかもしれないよ〜」と。ゆるキャラ。笑

コマッキオの街並み自体、とても綺麗です。

普段はお年寄りがゆっくり歩く小さな漁村のようですが、鰻祭りは町中が鰻の炭火に包まれ、賑わっていました。

私の思いつきで誘ったけど、良きデートになっちゃった。笑

コマッキオの鰻祭り、本当におすすめです。

来年も絶対行きたい！！