アトキンソン語録

優秀な労働者を豊富にかつ安く調達し、使うことができれば、技術開発への投資意欲が減退し、人間の力に依存した経営になる。スキルが高く、本来高い給料を払わなければ雇えない人材を安く雇えるのなら、給料の支払い能力が低くても会社をつくることが可能。その結果、企業の数は増え、小規模化するということだ。
人のコストが高くなると、企業規模が小さく支払い能力の乏しい企業では払えなくなる。そこで規模の経済を利かせるために他社と統合し、規模を大きくする動機が生まれる。その生産性向上効果は絶大だというのだ。

[引用元]日本人は「人口減」で起こる危機を甘く見ている 最低賃金を上げ、自ら変わらねばならない

…確かに日本は引用部冒頭に述べられているような、最低賃金でないと人材も雇えないような小ゾンビ企業ばかり。そういった会社は大卒ではなく、最低賃金で即戦力となる専門学校生を雇うのに血眼になってる。福利厚生や労働環境を考えると、それが学生にとって幸せとはとても思えないんだけど(もちろん哲学を持って善良な経営している経営者の方もいるし、職を得られるならばそんな環境でも構わないという学生もいるかもしれないが)、日本の学生たちは拗らせた認知バイアスのせいか単なる無知か、有効求人倍率の上昇をアベノミクスのお陰だと安倍晋三さんと麻生太郎さんを崇め奉る。
小ゾンビ企業を経営するような上の世代が大量に残っていて少ないか下の世代である今の学生が、自民党の政策とは関係なくどこかに内定をもらえるのは当たり前の話なんだけど、彼らが崇めるのはこれまでゾンビを育んできた真のラスボス、ブードゥー司祭である。

#アトキンソン #日本人の勝算 #アベノミクス #安倍晋三 #麻生太郎 #菅義偉 #経団連 #🧟‍♂️🧟‍♀️

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