続編は、第一弾より勢いがないものが多いけど、
勢いがありました！
エスターがどうやってエスターになっていったのか？
エスター役のイザベル・ファーマンは
撮影時２３歳なのに少女のエスターを好演しています。

　遠目や後ろ姿は別の少女を撮って、
近くのシーンはイザベルを撮るという
メイキング映像を観ましたが、
映画を観ている時に
違和感は全くありませんでした。
さすがプロですよね。
作ると言ったら作る！
という意気込みを感じます。

「エスター ファースト・キル」Orphan: First Kill

（２０２２年　アメリカ）
監督　ウィリアム・ブレント・ベル

出演　イザベル・ファーマン

　この映画を３つのポイントでまとめますと、

①　なんですぐときめいちゃうの？

　エスターすぐに恋しやすいので、またか？
となりました。
残酷なのに恋しやすいピュアなところが
あるのが、
さらに彼女のいびつさを表していて良かったです。

②　サイコパスなのにエスターを応援したくなる

　前作は、
早くこの家族を救って〜！と
思うばかりでした。
エスターに怯えながらも
怒りが湧いてきて、
誰か早くこの子を成敗してほしいと
そればかり思って観ていましたが、
続編はなんか違う。
エスターは序盤から
残虐極まりないのですが、
なんだか応援したくなってしまします。

③　スリリング

　色んな意味でのスリリングさを味わえました。
追いつめる方、
追いつめられる方、
ホラー的要素、
全体的にスリリングで
飽きのこない内容でした。
わたしは、前作より今作の
方が好きかも。

　エスター役のイザベル・ファーマンの
違う映画を観てみたいと思って
調べたところ、
「セル」に出演していたことが
わかりました。
観たことがあったのに、
全然気が付きませんでした。

　イザベル・ファーマンの
冷徹な名探偵ドラマとかも
面白そう。

　気になった方はぜひ観てください〜。