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あるドラマに共感したこと

木曜の夜、お気に入りのドイツの刑事ものシリーズ「Notruf Hafenkante」が放映される。今はシーズン18で、何シーズン目から見始めたのかは定かではないが、長年ハマってやめられずにいる(邦題は出てこないので、恐らく日本では放映されていないと思う)。

ポスター: Notruf Hafenkante

今夜の放送のなかで、50代の敏腕な女医と刑事の何気ない会話が身に沁みた。

刑事「人生の目標はあるか」
女医「やりたいことは山ほどあるけれど、実際に手をつけるのはほんの一部 云々」
刑事「俺達はこの年になってもまだ、これからの人生、どうしよう、って言っている。それは若い頃から何も変わってないよな」
女医「それが人生ってものよ」

うんうん、そうなんです、本当に。
私はまだ50代ではないけれど、きっとそう思うんだろうと思います。
と妙に頷いてしまったのは、
間もなく歳を重ねるからか……
昨日叔母が大往生の末に亡くなったと知ったからか……
雨がしとしと降る夜だからか……
秋が深まって感傷的になっているからか。。。
この気持ちを抱えたまま、今夜は寝ることにします。

先月見たRobert Doisneau の写真展より、
お気に入りの一点を。

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