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自己矛盾に悩む日々 (毎日日記を書く ~96日目~)

 DCXです。逆に、全方位を壁に囲まれた「始発」というステージが存在するスマブラ。


 皆さんは、「自分の短所を教えてください」と質問されたらどう答えるでしょううか。面接とかでは頻出の質問です。私なら、

行動力がないこと!

と答えると思います。実際、やりたいと思っていたことに手を付けられず断念してしまったり、決断が中々できず行動に移せなかった経験が多いからです。具体的な経験を教えて欲しいと言われたときにすぐ対処できますし、「行動力がない」というのは「慎重に考えて行動する」の裏返しなので、短所と言い切れない部分もあるからです。


 でも、

自分の短所は本当に行動力がないことか?

と疑問に思うときもあります。というのも、自分がこれまでやらかした経験のほとんどは、「自分の行動によって起きる影響を予測しなかった・できなかった」ことに起因するものだからです。言い換えると、考えずに突発的に行動してしまう一面もあるということ。

 自分は、「行動力がない」と「突発的に行動してしまうことがある」という一見すると相反する短所をなぜか両方持ち合わせているのです。


 自分の弱みの反対が強みになるどころか、さらに別の弱みになっているという自己矛盾

 この自己矛盾は何も「考えすぎてしまう」(「行動力がない」の裏返し)が「突発的に行動してしまう」だけではなく、他にも起こっていると思います。例えば、

  • 「粘り強い」が「物事を完遂するのが苦手」

  • 「完璧主義」だが「飽きやすい」

みたいな感じで。自分の長所があったとしても、それを邪魔する短所があるせいで、自分の得意なことは本当に得意なことなのか、自分に長所なんて何もないんじゃないかという錯覚に陥ることがよくあります。

 いま説明した矛盾をちょっと解析してみると、「思考」と「行動」が食い違っているせいで矛盾が生じているのが分かります。

  • 「考えすぎ」(思考)だが「突発的な行動」(行動)

  • 「粘り強く納得するまでやりたい」(思考)が「物事を完遂できない」(行動)

  • 「完璧主義」(思考)だが「飽きてしまう」(行動)

という対立構造ができており、

自分の中にある考えと、実際の行動が矛盾している

ことが分かります。この矛盾があるせいで、自分の中にある理想と現実が大きく食い違って、理想と現実の乖離が大きくなり、不幸だと感じるのでしょう。

 

 なぜ自分は思考と行動が矛盾してしまうのでしょうか?明確な答えは分かりません、分かるならもう矛盾は解決してるはずなので。しかし一つ仮説を立てるなら、「素直になれていない」ことなのだと思います。

 例えば、先ほど述べた「粘り強く納得するまでやりたい」にもかかわらず「物事を完遂するのが苦手」である理由は、

やらなければいけないことに囚われて、やりたいことへの情熱が削がれている

からと考えています。家のことや研究のこと、それからこの毎日のnoteの投稿とか、やらないといけないことがあるとそちらに囚われてしまいます。

 また、「考えすぎてしまう」(行動力がない)点に関しても、

自分に自信がなくて素直になれてないから、行動することのデメリットを深く考えすぎる

からだと考えます。何も考えず突発的過ぎなのも良くないですが、少し考えた後は、自分の直感にしたがって行動できるのが理想的です。


 とにかく、もっと自分の心に素直になって、自分のやりたいことを徹底してやってやる、という気持ちが、この自己矛盾を解決する鍵になると私は思います。

 全身に矛と盾を何セットも装備しているせいでその重さに悩まされている私がそれから解放される日は来るのでしょうか。とりあえず今は、もっと自分の気持ちに素直になって、その場でやりたいと思うことに全力を投じる生き方を目指します。

 それではまた。

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