遠い記憶
いつだっただろう
肩車をしてもらったのは
落っこちそうで
必死にしがみついていた
遠い 遠い 記憶
親子らしいことをしてもらった
幼い頃の唯一の記憶
いつの間にか
帰ってこなくなった
…お父さん
どんな存在なのだろう
ずっと一緒に住んでいたら
ちゃんと親子になれたのかな
空の人になった今
問いかけても
答えは返ってこない
今年も会いに来たよと
そっと花を添えた
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お読みくださりありがとうございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆)
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