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「アイデアを生み出すメモ」を実施してみて【メモの魔力】

本の概要

【新製品】『メモの魔力』著者・前田裕二氏モデルのモレスキンノートブックとジェットストリームボールペンを発売 「文具のとびら」| buntobi.com|640 × 274 jpeg|2020年https://www.buntobi.com/articles/assets_c/2019/07/47358d0bd40e5b1f0070252a36e16baa2a5db3f4-thumb-640xauto-20865.jpg

この本は現在SHOWROOMという動画配信サービスの社長、前田裕二さんが著書を手がけた本です。彼は成功の裏にはメモの存在が不可欠だったと語っています。この本を読むとアイデアを生み出すメモを得ることができます。ノートの見開きを使ってある事実をそのまま書き出し(ファクト)、そこから何が言えるか、他のことにも応用可能な法則を考えます(抽象化)。そして今の自分にどう活かしていくかを考えるというものです(転用)。この本を読むとそんな知的生産のメモについて深く知ることができるでしょう。

気になった人は、こちらで書籍紹介もしていますので、ぜひご覧ください。

アイデアを生み出すメモを実践してみて

本の最終章では、前田さんがいう知的生産のメモの取り方を実践してみよう!ということで「自分を知るための自己分析1000問」が用意されています。今回私は、そのうちの100問に挑戦してみました。幼少期、小学校、中学校、高校、大学、社会人、現在の計7個(ジャンルによっては未来も含めて8個)の時系列ごとに、好きだったことなどの問いに対する事実を挙げ、さらに抽象化、転用していきます。

抽象化が難しい⇒解)ファクトを厚くする!

【要約】『メモの魔力』から学んだことを5分で解説!「ユニテキ」
2023年10月25日https://univ-textbook.com/wp-content/uploads/2023/08/b30d1198c5054e8dd40c9398f1c5bedf.jpg

上記の画像のように自己分析を進めていくのですが、やはり抽象化が難しいと感じました。初めはある事実をそのまま書き出すファクトの部分が薄く、ファクトから法則を見つけ出す抽象化に行き悩んでいました。

そこで私は、ファクトの部分を濃厚にすることで抽象化が行いやすくなったなと感じました。ある質問に対して1つの答えから「なぜ?」「どうして?」と深堀していくのも大事です。しかし、その他の答えも浮かんだらどんどん書いていくのも良いと思いました。そうするとファクトの部分から言えること、法則を見つけ出しやすくなるので、抽象化・転用で困ることがなくなりました。

ノートは見開きで広いスペースを

そのため知的生産のメモはノートの広いスペースをもって行うことが大事だと感じました。これは前田さんも言っていたことですが、自分でやってみて本当に重要なことでした。

抽象化の部分で悩んでいたころはノートの2分の1のスペースで自己分析を行っていました。そうすると意識しなくてもファクトのスペースがすぐ埋まっていってしまいます。十分なファクトが出そろってないのに、そこから法則を見つけろと言われても無理な話だったなと今では思いますw。
なのでノートは見開きで丸々使うことが大事だと感じました。

面接の質問に対応しやすくなる

私は2026年卒予定の大学生ですが、「自分を知るための自己分析1000問」は自分と向き合い人生の軸を見つけるうえで良い行動だと感じています。自己分析で質問にただ答えることはだれでもできますが、そこから抽象化まで落とし込んで考えている人は少ないと思います。抽象化したものは、他分野への応用が高いものですので、ストックが多ければ多いほど予想外の問いにも対応しやすくなるだろうと思っています。また、幼少期から今までの自分の価値観の変化に気づけたり、その中でも今までずっと変わらない価値感もあることに気づけました。

以上が僕が本書の「自分を知るための自己分析1000問」のうち100問に挑戦してみた感想です。1000問と聞くと多いなと感じますが、あまり気負わず「何か新しい内面を知れたらOK」くらいの気持ちで行っていければなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。


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