一般的な九星の相性でいえば、互いのエネルギーを弱め合う「相剋関係」となります。木のエレメントに属する【３】三碧木星【４】四緑木星と、土のエレメントに属する【２】二黒土星【５】五黄土星【８】八白土星のみなさんですね。

……………………………………………………………………………………
●恋愛相性は、【CHARACTER】（九星の月命星）のナンバーで読み解きます。
●エレメントナンバーが分からない方は、コチラをご参考に♪
……………………………………………………………………………………

◎先ず、シンプルに木と土との関係で観てまいりましょう。

・木は土から栄養を吸い上げ成長します。土は木に養分を与えたことで消耗します。れゆえ九星気学では、よくない相性と言われています。

◎では、時を先に進めてみましょう。

・木は枯れた葉や枝を大地に落とすことで、土の中の微生物たちがそれを餌とし活性化します。すると土壌が潤います。土も木に支えられているのですね。自然界のエレメントはそれぞれの役割を果たしながら循環し、相互に補いあっています。

◎ただ、これを人の相性に置き換えた場合、木と土では、ベースとなるリズムが異なるのですね。

・ですので、この〈リズムの違い〉をムリに合わせるのではなく、〈リズムの違いこそを楽しむ〉という意識でいれば、相互に欠けてる面を補い合え、エネルギーがうまく回っていくのです。

・基本的に、土も木もパワフルですので、双方が相手のペースを踏まえないまま、自分のリズムで接し合うと、どうも調子が崩れるな、、、となりがち。それが互いにストレスを生みます。

・こと、恋愛関係においては、自分に合わせてくれることが愛情の証、な〜んてついつい思っちゃうもの。それでも互いに、〈そもそもリズムが違うんだ〉と自覚しておけば、下手な期待を抱かずにすみますよね♪

・この〈そもそもの違い〉を踏まえた上で導き出された作法のようなものが、エレメントの特性を活かした〈関係性の型〉です。

◎ここを知らないまま、感情や理性だけで解決しようとしても、けっこう難儀です。

・好きでつながれた恋愛関係こそ、センシティヴになりがち。じぶんでは良かれと思いやっていることも、相手にとってはノーの場合もある。これが人間関係の悩ましいところです。そして、こういった小さなズレの集積が、何かトラブルが生じたときの火種になりやすい。これでは互いに自我が前面に出てしまい、感情と感情のぶつかり合いになってしまいます。

・それでも一度は冷静になり、話し合えたとしましょう。双方の思っていたことや考え方を聞き、その場はなんとかおさめたつもりになっても、何か似たようなことが起こると、〈やっぱり自分が正しくて相手が間違ってる〉というところに帰着していっちゃう。笑　それもそのはず。そもそも木と土では、生まれながらに持ってる前提が異なるのですから、そう人間キッパリサッパリ割り切ることなどできないでしょう。
理性で折り合いをつけること、これはこれで必要なことではありますが、ベースに強い感情がある恋愛関係だけに、なかなかアタマの理解だけでは追っつきません。

・そこで、モンダイ解決の糸口を、理性とも感情とも異なるレンズで捉え直してみるわけですね♪

◎これは俗に言う、恋愛の掛け引きテクニックとは異なります。

九星の違いというレンズから眺めた【ココロの機能を高めていく】レッスンです。

もっとコンパクトに言うならば、「ココロのスポーツ」！
エレメント特性をふまえた「関係性の型」を活用することで、互いのエネルギーのやりとりを円滑にし、関係性そのものの化学反応を楽しむところに力点が置かれています。

恋愛相性をベースに書いていますが、全ての人間関係に応用のきく基本です。

好きだからこそ関係をより良く育んでいきたい、そんな動機が自然にある恋愛関係だからこそ、活用しがいもあるというもの。楽しんでできる関係から心と体を慣らしていけば、職場や家族といった人間関係にも活かしていけますよん。

先ずはゲーム感覚でオタメシしてみましょう〜♪

　　　　　　　　　　　　　●　　◯　　●

　
＿＿＿それでは、入口の理解を深めていただいたところで、
　　　具体的な「型」の内容に入ってまいります。
　　　以下の章立てでお届けいたします♪

♥１）基本スタンス　ー　〈 じぶんのリズムを刻む 〉
♥２）衝突した場合　ー　〈 通訳にヘルプ！〉
♥３）日常の心得　　ー 〈 トラブルを回避するコツ 〉
・「土」の方へ。
・「木」の方へ。