短編①-3

その日記憶したのは
彼女が好きな魚だった。

ワカサギと鰻。
うれしそうに話す彼女は輝いていた。

僕はもっと彼女のことが知りたくなる。
なんと僕の家の近くに住むそうだ。

初めて会ったその日のうちに
「またワカサギが釣れたら連絡したい」
と、LINEを交換することができた。

つづく

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