もういなくなろうと思った

昔の僕なら本当にそうしてたと思う

怒りや悔しさから眠ることもできず

時計が何周していたかも定かではないけど

ふと思った

自分は間違っているか

いや多分……きっと

間違えていない

人をこんな気持ちにさせる方が

間違っているのではないか

ならなぜ

間違っていない僕がいなくなり

さまようことにならないといけない

間違っていない僕が大切な人との

大切な毎日を失わないといけない

自分を信じていれば

決して逃げる必要なんてない

あぁなりたくない

そんなものに囲まれているのなら

僕はなりたい自分になればいい

同じような気持ちをする人がいないよう

同じような気持ちになる人を守れるよう

もう一度

いや何度でも

僕は間違っていない

決して逃げる必要なんてない

どんなものたちに回りを囲まれようが

自分でいてやろうじゃないか

間違ってなど

いないのだから