見出し画像

CLOSER Fine-mixとは?|試作機の概要

今回はCLOSER Fine-mix(試作機)の概要について投稿させていただきます。

CLOSER Fine-mixとは?

油と水のような混ざりにくい液体どうしを混ぜることに特化した調理用のマシン(乳化デバイス)です。

従来混ぜることができなかった、または混ぜるのに時間がかかっていた素材(液体)同士をウルトラファインバブルの生成技術を使って混ぜ合わせることで、これまでに存在しなかったソースやドレッシング、ドリンクなどを生み出すことができます。

手混ぜやミキサー・ブレンダーよりもより緻密でまろやかな口当たりや風味を実現することができます。

試作機はコンパクトさに挑戦し、外径56mmで100ccの容器サイズまでの非常に小さな装置になっています。操作表示もなく、スタート/ストップボタンのみが付いたデモ装置になっています。

しかし、なかなかデザインも評判がいいですよ(笑)

図2

ラボ用乳化装置「CLOSER Type-R1」と「CLOSER Fine-mix」

CLOSER Fine-mixは、2019年に展示会でリリースして既に化粧品や医薬品、食品原料メーカーに納入実績のあるラボ用(研究開発用)の乳化装置「CLOSER Type-R1」(販売価格132万円(税込み))の原理をそのまま小さくしています。
Type-R1はステンレス製のポンプやタンクを使った商品で重さは10kg程度ですが、CLOSER Fine-mix(試作機)はなんと重さ約600gで家庭のキッチンでも使っていただける大きなになっています。

図3

乳化装置ってどんなもの?という方がほとんどでないでしょうか?メーカーの工場や研究所で使われているもので我々の身近なものではないというイメージだと思います。この乳化装置を家庭や店舗で使えるサイズ・価格にすることで、今までにない味や食感の新しい世界を創ることを目指しています。

また、家庭にあるミキサーやブレンダーに必ずある羽根が無いので洗浄も簡単で安全です。ダイソンの羽根の無い扇風機のようなものですね(笑)

ウルトラファインバブル水を生成してみよう!

Fime-mixに水を入れてスタートボタンを押すと、下の写真のように、水の中に細かい泡が多量に発生することが確認できます。数分動かすと、目に見えないウルトラファインバブルが多量に含まれて水が生成します。このバブルが乳化を促進し新たな味や食感を生み出します。

図4

乳化してみよう!

次に乳化をしてみます。水100ccにオリーブオイルを1cc入れてFine-mixを回します。すると、すぐに牛乳のように白濁しました。そして、それがなかなか分離しません。不思議ですね、

図5

Fine-mixで何ができるの?

Fine-mixを飲食の世界へ応用すると、様々な新しい味や食感が作れてることが徐々に分かってきています。以下に例を示します。全てにおいてこれまでにない味・食感になります。現在、興味を持っていただく料理人の方々から色々な提案をいただいていますので、順位レシピを公開していきたいと思っています。ご期待ください。

図6

図7

図8

図9

図10


【公式Twitterアカウント】

https://twitter.com/CLOSER_OKUTEC


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?