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共通テスト理科の処方箋

こんにちは。
本日は物理と化学の共通テスト、直前にやっておく分野は?
ということで話を進めていきます。

物理からです。
よくいわれる言説で「力学と電磁気をやっておけ」というのがありますが、いちから高校範囲で扱える法則を力学・電磁学に限らず全て導出できるならそれでいいと思います。
現実問題そこまでできる方はそこまでいないので、全分野の法則を、数式にとどまることなく文言から理解することが真っ先に要求されています。
強いて言うなら力学、電磁気、波動、熱、原子の順です。
原子分野に関しては力学と電磁気で導出ができるので新しいことは必要ないです。(といっても導出は経験しておいた方がいいのは明らか。)
というのも、共通テストの理科は演算が難しい数問ではなくそこそこ基本的な数十問から構成されているので「間違えない」ようにすることが最初に心がけることだからです。

化学に関してもまんべんなくです。
ただし、気体における法則、熱化学方程式、化学平衡、電池あたりはどこまでも擦られるので復習・演習必須です。
ここの分野が無理なら化学基礎の酸化還元反応をやり直すなどの処方箋があります。
無機化学に関する部分ではカルシウム、銅、鉄あたりは反応が複雑なので明確な区別をできるようにするべきです。
反応を図に描いて場合分けできるようにしましょう。
また、系統分析も頻出です。
あらゆる金属の反応が関わるのでそこからのアプローチもありでしょう。
有機化合物はひとつひとつの反応を、化合物単位ではなく官能基単位で見ることができるかがポイントだったりします。

結局は基本固めて本番さながらの演習を行うのが最短最速なのでしょうね。
ありがとうございました。




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