見出し画像

子育て中の新聞記者が、記事を書くときに大切にしていること

数年前までは、子どもが寝静まった深夜にパソコンを開いて、記事を書くこともありました。昔から朝に弱く、夜になると集中できる。だから受験勉強も、原稿書きも、薄暗くなってからのほうが、ぐぐっとすすむ。だけど今は、そんなふうに太陽に逆らって睡眠時間を削ったら、体調が悪くなり、翌日に響きます…。

だから最近は、起きている子どもの横で、パソコンを開く時間も増えました。でも、あんまりすすまない。うまく書けない。集中できない。くやしい!

そのかわり、子どもと道を歩いたり、スーパーで買い物をしたり、お米をといだりしているときに、原稿のフレーズや伝えたいこと、がふとひらめくことも増えました。それを逃さず、スマホや紙に書きためる。

そんなふうに、暮らしの中で書いた原稿は、毎日新聞や毎日新聞デジタルにも載りました。

2年前に書いて、今も毎日新聞デジタルのアクセスランキングに登場する原稿もあります。生活実感のある言葉のつらなりや、母としての「伝えたい」という思いが、一つの原稿という形になり、広く読まれることもあるのです。

4/26、ドキュメンタリー映画を見た後、監督と一緒に「伝えること」を分かち合う場を設けました。

日々のことで追われていると、文章を書いたり、何かを頻繁に発信したりするのは難しいよね。でも伝えないと、埋もれちゃうよね。どうすればいいのかな?――。

こんなお話も、したいです。

映画の上映会は、コマロンライターで、2児の母の、砂子啓子さんからのご縁で開くことができます。啓子さん、ありがとうございます。



啓子さんや、映画を撮影した田中監督、毎日新聞記者(学芸部など所属)も、お話し会に参加します。

映画を見た感想を言葉や記事にして、伝えてみませんか?
どなたでも、ご参加いただけます。
記事は、コマロンに掲載されるかも?心よりお待ちしています。


申し込みはこちらのPeatixから ↓ どうぞよろしくお願いいたします。


【書き手】山内真弓。小学生と保育園児の母。元転勤族で、茨城、仙台、千葉、東京で子育て。「遠くに行かなくても満たされる暮らし」の豊かさを知りました(体力もないため)。コマロンをはじめた毎日新聞記者です。