見出し画像

公開リハーサルまで1週間

\あと1週間です!/
気づけば、8月も下旬に入り、少しずつ秋の風を感じることもあります。まだまだ残暑の真っ只中ですので、体調崩されないようにお気をつけください。

主宰の三東瑠璃より、来週の公開リハーサルに向けてコメントをいただきました。ぜひ、ご一読ください。

=====
身体が持つ詩的な言葉にふれる。

自分の中のその言葉で想像されたものを見る。

29日に公開するパートは、近年取り組んでいる、ユニゾンです。2024年3月新作公演「TOUCH-ふれる-」では、6時間の中の最後の2時間【姿】の部分で上演予定です。またユニゾンのクリエーションもチラッとお見せできると思います。リハーサルを見ていただくことほど刺激的なことはないと思っています。


「ユニゾン【unison】は音楽用語で、同じ高さの音。また、そのような音や旋律を、複数の声や楽器で奏すること。広義には、オクターブにわたる音も含める。」
だそうです。

「ダンス界では、同じダンスをみんなで踊ることを指します。 同じダンスというのは、決められた振り付けをするという意味の「ルーティン」の部分です。」
ということです。

であれば、楽器にも人間にも個性というのものが必ずあるはず。
そんなことを思いながら新しいユニゾンを求め続けています。
調和することで個性が消えるのではなく、生かし生かされる関係性で進む大ユニゾンです。


31日に公開するパートは、【艶】です。
6時間の最初の2時間の中で上演予定です。
振付は、1つのマテリアルで構成されます。
静かで、時間の流れを忘れてしまいそうです。調律というキーワードも持ち合わせています。
見にいかない、聴きにいかない、意味を求めるのではなく、まずはそこに身を委ね、湧いてくるのを待ってほしいです。


今回の、公開リハーサルに向けての稽古時間は、相当積み重ねてきましたが、私自身が求める景色は、この先にあります。

Co.Ruri Mitoの独自の世界観は、気付かれにくく、退屈と感じる方も多くいらっしゃるのも事実ですが、ダンスを見る!作品を見る!といった枠にとどめず、空気を吸いにいくくらいの感じで来ていただきたいです。空気にお金を取るのか!?と言われそうですが、身体を調律できる場となるはずです。

現段階で公開することに不安もありますが、リハーサルを公開することは「ふれる」というテーマをみなさんと共有できる場であると思っています。

ぜひ、公開リハーサルに足をお運びください。

本公演は、3月です。3月には衣装や美術、音楽も全てが揃っての上演です。お楽しみに!
=====


お申し込みは、こちらのフォームまでお願いいたします。

©︎matron2023

カンパニーの活動をサポートしていただけますと大変心強いです!