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とりあえず「Official髭男dism」を聴いてほしい


最近、ハマっちゃってるバンドがあります。

その名も「Official髭男dism」。

オフィシャルヒゲダンディズム。通称・ヒゲダン。Mステにも出演したので、知っている人も増えてきたのでしょうか。

個人的には、「ポストMr.Children」だと思っております

ふざけた名前ですが、めちゃめちゃ格好いいです。

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彼らとの出会いは、まさに偶然でした。

音楽アプリとしてSpotifyを愛用しているのですが、アイツは、色々と僕が好きそうな曲を勝手に流してくるやつなんです。

「これどう? こんなのもあるよ?」時々ウザいのですが、けっこう、オススメの精度は高い。

そんな感じで仕事をしながら聴いていたら、いきなりこの曲が流れてきました。

仕事中なので、普通だったら、流して聴いてしまう。

しかしこの曲はあまりにも格好良すぎて「これなに? これなんてアーティスト?」と、思わずSpotifyの画面で名前を確認。

Official髭男dism

二度見する、アーティスト名。二度見しても読めない。え、ひげおとこ?

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そんな感じで「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」と出会い、いろいろと曲を聴いていたら、どの曲も本当に素晴らしいので、ハマってしまいました。

何が素晴らしいのか考えたのですが、この「謎めいた名前」と「ミーハーな音楽」のギャップ、というのが一番にあると思います(真面目か)。

さらに、メロディのキャッチーさ、歌詞のセンス、ボーカルの歌唱力、とソングライターでボーカルでもある藤原聡さんの才能が光ります。

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僕は一度アーティストを好きになると、歌詞に注目します。(言葉が好きだからでしょうか)

最初に紹介した、Stand by Youという曲。

「涙のターミナル」
「君と明日へいく」
「君と歌になる」

決して難しい言葉を使っていない。

それなのに、なかなか出てこない言葉遣いです。言葉のセンスが光っています。

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まぁとにかく聴いてみてください。J−POP好き、ミーハーな方なら刺さると思います。

2019年5月現在、最新曲はこちらの「Pretender」。

文句なしに格好いい……。

もうとにかく、いいんですよ。まずイントロ。「名イントロに名曲アリ」とはひろせひろせ(フレンズ)の言葉ですが、イントロから、まさにそのようなイメージの広がりを感じさせるギターが鳴り響く。

全体を通して、ザ・ポップ。しかしポップなのに、哀しい。それでいて前向きな歌詞。

極めつけは、サビです。

「それじゃ僕にとって君はなに?」

「君にとって僕はなに?」が、普通の人が書く視点でしょう。

あなたには、「僕にとって君はなに?」そんな風に世界を見たことが、これまであったでしょうか。これは、ちょっとズルすぎる。

あとね、Cメロに入る前の、「そりゃ苦しいよな」が、めちゃヒゲダン感があるんですよ(伝わる人に伝われ)。

しかも、その後の間奏。いや、このレベルはおかしいでしょ? と思うわけです。これはスキマスイッチとかいきものがかりとか、そういう国民的アーティストがやっちゃうレベルの音楽です。心をかきむしられるやつです。

いかん、この歌についての感想だけで、3千文字くらい余裕で書けてしまう……(自粛)。

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他にもいくつか、オススメをあげておきます。

圧倒的なバラード「LADY」。

歌詞の発想が秀逸「115万キロのフィルム」。

異色のウェディングソング「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」。

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以前、ミスチルの歌詞を分析したことがありましたが、時間があるときにヒゲダンの歌詞も分析してみたいなーと思っている今日このごろです。


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