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なぜ硬貨には製造年が刻印されているのか

どうも、こんにちは。

ネットで硬貨について面白い話を聞いたので共有します。

日本円の硬貨には製造された年が刻印されています。

あの刻印はなんのためにあるのでしょうか。


答えは「いつ作られた硬貨なのかわかりやすくする必要があったから」です。

かつて、硬貨には金や銀などの希少な金属が使われていました。

しかし、時代が進むにつれて金などの使用量が減り、代わりに白銅やニッケルなどの安い金属が使われるようになりました。

その結果、作られた年によって硬貨の価値が異なるようになりました。

なので、硬貨の価値を判断しやすくするために製造年が刻印されるようになったのです。


ちなみに、お札には製造年は入っていません。

お札は紙でできているため、硬貨よりも傷みやすく、順次新しいものに交換していく必要があります。

そのため、特に年数を確認する必要もないので、製造年を印刷することはないのです。

また、お札には製造番号が印刷されており、その番号から製造された年がわかるので製造年をわざわざ印刷する必要がないという説もあります。


以上、硬貨に製造年が刻印されている理由についてでした。

それでは、また次回お会いしましょう。


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