見出し画像

エッセイ#2 品のあるオジ様

今朝、愛犬とデンバー(コロラド州)の街を散歩していると、

レンガ造りの建物の前に立っている
品格漂うオジ様に、目を奪われた。

年の頃は、60代半ばくらいだろうか?
私の父より年上だろう。

ゴッドファーザーのボスクラスにいそうな感じ。

コームできれいに整えられたグレイヘアに、
なんとも髭の似合ういで立ち。

質の良さそうな光沢のない黒の皮ジャケットに、デニム。

シンプルな装いだけど、どこか、ただ者ではないオーラを纏っている。

オーラがあるってこういうことか。

思わず、愛犬に

「どうしたら、
 あんなオーラのある人になれるのかなぁ?」

と、話しかけてみる。

通りすがる時に、

ほほ笑んだオジ様の目は

深淵のように落ち着いていて、
慈悲に満ちていた。

(アメリカでは、通りすがる時に目が合ったら、
 ほほ笑み合うカルチャーがある)

目尻のシワすら、彼の生き様を感じさせるような

貫禄と品格のあるオジ様に、
思わず見惚れてしまった。

異性としてという意味ではなく、
人として魅力的すぎた。

一体、どんな生き方をしたら、
あんな品格とオーラを纏った人になれるのだろう?

と、考えてみる。

何か大切なものを守り抜くような生き方をしてきたのかな?

数ある難局をくぐり抜け、サバイブしてきたのかな?

どんな生き方だったにしても、

きっと、最終的に自分を信じられるような道を選んできたのだろうな。

なんて、30代のコムスメ的観測をしてみる。


そんな風に思いを巡らせていると、
ちょっと背筋が凛とする。

私も、自分に真っ直ぐに生きよう。

誰が何と言おうと、
最終的に自分を信じられるように。

そんな風に、
自分の一日一日を愛する生き方をしていれば、

いつか、私も、

素敵なオーラと品格を纏った

慈愛に満ちたおばあちゃんになれるかもしないから♡


最後まで読んでくださり、
ありがとうございました(^^)

素敵な1日をお過ごしください♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡