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#旅行好き #日中カップル #国際結婚

今日は最近読んだおすすめ本
『デュアル・キャリア・カップルー仕事と人生の転換期を対話で乗り越える』
という本をシェアしたいと思います。

はじめに

著者は ジェニファー・ペトリリエリ さんという
ビジネススクールInsead 組織行動学准教授の方が書かれた本です。

この本はジェニファーさんの数年間に及ぶ研究に基づいており、
世界32カ国113組のデュアルキャリアカップルを対象に研究をされたそうです。

デュアルキャリア・カップルとは？
二人とも自分の職業生活が人生に大切で、仕事を通じて成長したいと考えているカップル
というように定義されています

どんな人におすすめ？

• 全ての世代の共働き夫婦におすすめです

• これから夫婦になろうとするカップルにもおすすめです

• これからパートナーを探す女性にもおすすめです

デュアルキャリアカップル ３つの転換期

研究の中で、デュアルキャリアカップルは３つの転換期を経験するということが分かりました。

その転換期はそれぞれ次のような変化から生まれます

第一の転換期（主に20~30代）
変化：転勤、転職、初めての子ども
キーワード：どうしたらうまくいく？

第二の転換期（主に40代）
変化：どちらかがこれまでのキャリアや暮らしに疑問を感じる自問をする
キーワード：本当に望むものは何か？

第三の転換期（主に50〜60代）
変化：子どもが巣立った、職場で年配者扱いされたことなどをきっかけに喪失感を感じる
キーワード：いまのわたしたちは何者なのか？

本の中では転換期ごとに、それぞれのステージにいるデュアルキャリアカップルの実例を交えながら、
・どのように転換期へと入っていくのか
・どうすれば転換期を乗り越えることができるのか
が示されています。

わたしの話

私は20代後半で、婚約しもうすぐ結婚しようとしている、
本書でいう「ハネムーン期」にいます。
また、私たちはお互いキャリアを築いていきたいと考えていて
デュアルキャリアカップルに当たるかなと思います。

なので、特に第１章の第一の転換期の内容が特に自分ごととして勉強になりました。

例えば、
「二人の協定づくり」をするとうまくいくという話

二人の協定づくりとは、お互いの価値観・限界・不安について徹底的に話し合いすり合わせをすることです。

価値観：
人は各自の価値観を通して、自分の人生が望み通りのものかを判断する。
なのでお互いの価値観を確認し合うことが大切になります。

限界：
住む場所や時間など限界を決めることで、不確定要素が減り、
意思決定が容易になります。

不安：
お互いが不安に思うことを共有するのも大切です。
確かに不安に思うことは人によって異なるだろうなと気づきました。

また、
「お互いに相手を頼る関係になる」
ということもなるほどなと思いました。

一緒になったばかりのカップルは
各自のキャリアや義務、人生を基本的には独立したものと考えており、
第一の転換期を迎えて奮闘しているカップルの大半がこれが原因で強いストレスを感じていると言います。

そうではなく、お互いに相手を頼る関係になることで訪れる転換期を乗り越えることができるとありました。

第二章でも「安全な拠点となる関係」というように表現がされており、
これがどちらか一方だけになっていたりすると、もう一方が不満を感じて関係が悪くなってしまうという例がありました。

さいごに

最後に私が良いなと思った内容を二つ紹介したいと思います。

二人の関係のレジリエンスを強化するには？

この問いに対する本書の回答は
”おとぎ話のような「唯一無二の伴侶」のイメージを捨てること”です。
良い関係を保っているカップルは、お互い相手のために時間や労力をかけているからその状態にいるのだと。

例えば、
・パートナーの努力に感謝を示す
・難題を成長の機会と捉える
など、受け身ではなく自分から向き合っていくのが大切である
という内容は、忘れずにいたいなと思いました。

何をするかではなく、いかにするかが肝心

転換期を迎え、お互いのキャリアを築くため時には離れて暮らすという選択をした夫婦、
二人ともキャリアの一番手として、子育ては外部の力も借りながらやっていくという選択をした夫婦
など、本書の中でも十人十色のカップルの在り方があるなと思いました。

”何をするかではなく、いかにするかが肝心”で、
事前にしっかりと交渉、同意したものであれば
どれを選択しても健康で心の安定した子どもは育つし、強固な夫婦関係を築くことができる
というのです。

いかがでしょうか？
私はこの文章を見て、しっかりと相手と話をして自分たちの道を作っていくことが大切さを改めて実感しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

紹介した本はこちらです！
気になる方はぜひ読んでみてください！