子どもの行動の背景には理由がある①
午前中ずっと抱っこちゃんな娘 ふぅ。
背中スイッチが抜群に反応しております。
((そろそろ寝てくれないかな〜))
((家事が全くできないよ〜))
抱っこしながらうろうろしているうちに、
やっと寝てくれた…!!
((さぁ今のうちに家事を進めよう!))
さっそく台所で食器を片付けていると、
絵本を読んでいた 長男ひぃ がベビーベッドで寝ている ふぅ に近づき、顔を触ろうと手を伸ばしているではありませんか!
今やっと寝てくれたのに起こされたら困る!!
余裕のない私は咄嗟に ひぃ に言いました。
「こらー!せっかく寝たのになんで起こすのー!?( *`Д´)」
ひぃ は慌ててベビーベッドから離れました。
シュンと肩を落としつつ、絵本の続きを読みに戻って行きました。
((まったく!せっかく寝たところなのに、ちょっかい出して起こさないでよ………ん!?))
よくよく見ると、ひぃが読んでいたのは食べ物の絵本。
うどん、そば、スパゲティ…美味しそうな麺料理の絵が描かれています。
ひぃ「どれ食べよっかな〜。これ!!ぱくぱく…おいしいっ♫」
食べるふりをしながら読み進めている様子を見て、ハッとしました。
…そうです。
ひぃは、妹のふぅにも美味しそうな麺(の絵)を食べさせてあげようとしていたのです。
ちょっかい出しに行ってたんじゃなかったんだ…。
一緒に遊ぼうって思ったんだ…。
ひぃに謝りました。
私「さっきは怒ってごめんね!美味しそうだったから、ふぅ にも食べさせたかったんだよね」
ひぃ、ほんとごめん!!泣
私も子どもの頃、理由も聞かれずめちゃくちゃ怒られたときは【大人は全然わかってくれない!】【自分はそんな大人にならないぞ!】
…なーんて思ってたんだけど、結局おんなじことしてるなぁ(*_*)
ちなみに、このnoteの題名に①と付けているということは…!?お察しください。笑
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例えば、子どもが兄弟やお友達にいじわるしたり、ちょっかいをかけたり、駄々をこねたり…
一見すると困った行動なので、
【いじわるするな!】【わがまま言うな!】
と言いたくなってしまいますが、
子ども側からみると、実はちゃんと行動に至った理由があったりします。
発達障害を持つお子さんの支援などでもよく使われている【ABA(応用行動分析)】でも、まずは子どもの行動をよく観察し、その背景にあるものは何か(理由)を探ることから始めます。
それから支援を考えていきます。
行動の背景を考えるって大事なんですね。
(↑お前が言うなって感じですけど 笑)
これって、子どもだけではなく大人同士のことでも当てはまりますよね。
最近そっけない態度とられるけどなんなの!?って思ってたけど、実は全く別件で落ち込んでいただけだった…とか。
あの人若いのに高齢者に席譲らず優先席に座ってる!けど実は病気を抱えていて、立っているのが辛いほどの状況だった…とか。
背景にある理由に気づくとちょっぴり優しくなれたりします。笑
あと、最近自分が親になって思うのは【児童虐待】について。
そういうニュースを見ると、どうしても虐待された子どもに共感することの方が多いと思うけど、
ちょっと視点を変えてみて、
虐待した親側から見て、その行動の背景にあったものはなんだったんだろう…?
何がそうさせたんだろう…?
もしそこに触れることができたとしたら、虐待の減少につながるヒントが見つけられるのかもしれません。
…なんて、まじめに語ってしまいましたが。
私の反省日記、次回に続きます。(´ω`)
【まとめ】
子どもの行動の背景には必ず理由がある。
表に出ている行動だけで決めつける前に、子どもの行動の背景にある理由にも目を向けてみよう。
背景にある理由に気づくと少し相手に優しくなれる。
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