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発達障害×仕事

「発達障害、将来が心配?」

coconiでは主に未就学児のお子様を持つ親御さんからご連絡いただきます。
「今」どうしてあげるべきか
「今、〇〇ができるようになるにはどうしたらよいか」
「小学校はどう選べばよいか」
そして、「将来が心配」といったお話をよくいただきます。

coconiのインスタグラムでも作業療法士の今えりさんが、発達障害を取り上げた投稿をしてくれています。

本日は、就職に関するサポートも行ってきた公認心理師の先生の
記事を配信いたします!事例のご紹介となりますので、一部有料となっておりますが、よろしくお願いいたします☺

厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」という総合サイトによると、発達障害は次のように説明されています。(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html

『発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれます。これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります』

厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」

ひとくちに発達障害といっても、その特徴は説明にもあるように本当にさまざまです。
今、お子さんのことで心配を抱えているご家族にしてみれば、
「この子の将来はどうなるんだろう?進学や就職はできるのだろうか?」と考えてしまうのは当然のことですよね。
そこで今回は、子どもの頃に「ADHD」「学習障害」と診断され、
今年大学を卒業して就職したユウタさんのことをご紹介したいと思います。

どんな困難があったのか、お母様はどう動かれたのか、本人はどう対処したのか、実際の事例をもとに「ADHD・学習障害」と就職についてご紹介いたします。
※事例は、個人情報の特定がさ れない様、加工しています。

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