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夢を生きた旅のこと 〜in Tokyo・展覧会〜

3月18日〜20日、二泊三日の旅を終えて、帰って来ました。

普段ののんびりゆっくりした生活からは考えられないくらい、ハードで濃密なスケジュールでしたが、何事もなく無事終えることができて、わたしこんなにも動けるんだっていう自分自身への自信にもなりました。

Arte de acoさん主催の『絵のある生活vol.23』in代官山アップステアーズギャラリーでのグループ展覧会に、お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

今回は初めての在廊経験で、何をしにそこへ行くのかな?って考えたときに、会いたい人に会いにいく、そんな感覚でした。

3年の引きこもりを経て、人生の第二章がスタートするタイミング、どんな世界でどんな人たちがいる場所でわたしはこれから生きていくんだろう?っていうことを、リアルに確認しに行ったような感じです。

SNSでの交流はあるものの、初めてや超久しぶりすぎるご対面というシュチュエーション。

その中でも、抱いていた印象や感覚と寸分違わない素敵な方たちが会場まで足を運んでくださって、おひとり様一時間という余裕のあるスケジュールを組んでいたつもりにも関わらず、時間が過ぎるのがあっという間で、え、もう一時間経ったの?そんな繰り返しでした。

渦中にいるときは目の前のことに夢中で気付かなかったけど、あとから、お会い出来た方たちは、絵を観に来てくださった以前に、わたしに会いに来てくれたんだという感覚でいっぱいになって、まるで夢を生きていたような感じです。

そして、自分が描いた絵が、わたしをここまで連れて来てくれたのかと思ったら、自分のことをすごく褒めてあげたくなりました。

主催のacoさんやスタッフさん、他の参加作家さんもあまりにナチュラルで笑顔の素敵な方々ばかりで、安心して自分ごとに集中して過ごすことが出来たこと、感謝でいっぱいです。

安心感しかない人たちに囲まれて、わたしが幼い頃夢見た温もりに、あの瞬間包まれていたんだなって気付いた今、込み上げてくるものがあって泣けてきます。

この旅のひとりの時間では、今この瞬間、自分が自分にしてあげられる最高のことは何か、を考えて動くということをなんとなくやっていた気がします。

大きな荷物を持って関西から飛行機に乗って、代官山へ辿り着くまでに、もう気力体力が結構ぎりぎりだったのですが、雨の中、身体も冷えるし、飛行機も到着が少し遅れて、会場入りする前にランチを取るかどうかを迷ったんですよね。

前もって本当に食べてみたいランチを提供されているお店を調べて、行くならココ!って決めていたのだけど、時間が本当にギリギリ。でもこのまま何も食べずにフラフラで行くのは本末転倒だし、適当なものを買って食べたとして、心と身体が満たされなければあまり意味がない。

とにかくこの旅の心地よさを保つためのキーは食事だと思っていたので、なんとか気力を振り絞って、そのランチのお店に電話して、代官山駅からの道のりを尋ねて、無事に到着することが出来たのでした。

もう、行ってよかったなって心底思いました。
身体中から悦びが溢れてきて、まるで自宅で食事をしている感覚になったんです。

美味しい・優しい・温かい。

店員さんがどうとか、お店の雰囲気がどうとか、そんな目に見えるところじゃなくて、食べた瞬間、家にいるような感覚になって、時空が変わったようでした。

おかげでエネルギーチャージは完璧!
そのあと案の定ギャラリーまでの道のりに迷いましたが、無事間に合い、念願の在廊を果たすことが出来ました。

あの初日が始まった瞬間、元気なわたしで会いたい人に会えたのは、やまのひつじさんのランチのおかげで、それを妥協せず選択することが出来たおかげで、それ以外にも陰の努力(選択)みたいなものにどれだけ人は支えられているか、痛感した出来事でした。

陰なくして陽(表に出ること)は成り立たない。

まるでこの絵のように。

わたしはここにいる


これからも陰の自分を支えることにエネルギーを注いで大切にしていきたい、旅から帰宅したあとのお布団の中でそんな自分にありがとうの想いが溢れてきて、とてもしあわせでした。

この旅の移動中には道に迷うことが多々あって、その度に近くにいる方々に声をかけたのですが、その誰もがとても親切丁寧に、まるで自分ごとのように調べて教えてくださって、道に迷うって、それだけ出逢える人が増えて、優しさに触れられるんだって気付いたら、なんて素敵な体験なんだろうって思えました。

人生の中でも道(未知)に迷うことはよくあるけど、その度にわたしたちは誰かに助けられているんですね。

改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

今回お会いできた方たちも、お会いできた悦びはもちろんあるのだけど、そこに至るまでのそれぞれの選択に思いを馳せずにはいられないです。

あのとき目の前にいてくれたあなたを支えているもうひとりのあなたのことを想うと、心が震えます。

会いにきてくださって本当にありがとうございました。

そして、展覧会を終えた翌日、いつもお世話になっている東京の整体師さんのところへ行って施術してもらって、疲労のたまった身体を整えてもらい、一緒にランチをしました。

そのあと原宿近くまで送って頂き、明治神宮で会いたい方にお会いして、神聖な空気の中、おしゃべりしながら深くて温かいメッセージをたくさん頂きました。

最後の最後に、わたしの中で中々開かなかった扉が開いたような気付きがあって、そこに辿りつくために、わたしはこんなにも永い道のりを歩いてきたのかもしれないなって思いました。

たくさんの出逢いと経験の数々は、こんな風にして、繋がっていくのだなと、今、展覧会に出展した自分の絵が浮かんで来ました。

わたしの人生は、描いた絵の通りに進んでいるみたいです。


扉の向こうにLOVE&PEACE


この絵は個人的にわたしそのままだなと思っていて、持っていくのをいちばん悩んだ絵なのですが、それを顔のない自画像みたいですね!と仰ってくれた方がいたり、心音さんの人生経験でしか描けない絵だね。これがいちばん好き!と言ってもらえたり、頂く言葉の一つ一つがほんとうに身に沁みました。

今回出展した三作品はこちら。


また改めてご紹介させてください。
(真ん中の絵を新作で描きました。)

このあと、ゆっくりにはなりますが、来てくださった方に直接お伝えしたいこと、メッセージでお送りしようと思っています。

ちなみに余談ですが、わたしはYouTuberのあさぎーにょちゃんが好きで、彼女が作っているブランドの服を今回着て行ったのですが、それに気付いてくださったあさぎーにょファンが二人もいて、すごくうれしかったです!

全ては語りきれないけれど、ご縁の面白さ、しみじみ感じました。


あと、少しの心残りが、ほかの作家さんの絵を観ながら、ご本人に直接お話を聞きたかったなぁってこと。

初めての経験でそこまで意識が回らなかったのですが、次また何かの展覧会で在廊する機会があれば、ぜひ作品作りの背景のお話を聞いてみたいです。

なんだかまだ書き忘れがあるような気がしますが、長くなったので今回はこの辺で。

長い文章をお読みいただき、ありがとうございます✨



二日目の朝、新宿御苑へ


かわいい🥹❤️
光の水草




HEVENLY 二日目の夜、このお店も最高でした


三日目の朝、ホテルの部屋からの富士山に気付きました


明治神宮の夫婦楠

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